そんな翼の思いを裏づけるのは、解散時との“違い”だ。

「タキツバに解散話が出ていた際に、直接ふたりが会ったのは1、2回ほどでした。解散の話し合いの場さえもほとんど設けなかったのに、今回はすんなりと話し合いに応じたところを見ると、翼クンはファンの思いを優先したのだと思います」(同・テレビ局関係者)

 翼と同じように、タッキーもファンへの感謝の気持ちを形で示していた。

「今回、全国11か所で開かれたタッキーのディナーショーのチケット価格は、4万3000円でした。

 しかし、最終日である28日の価格は3900円と大幅に値下げ。高額で参加できないファンのために、まさに“サンキュー価格”にして、ファンへのお礼と感謝を兼ねた値段にしたのでしょうね」(アイドル誌ライター)

 ふたりのファンを思う気持ちが、再結成を決心させる一因になったことは間違いない。しかし一方で、“本当の理由があるのでは”と話すのは、ある芸能プロ幹部。

タキツバの解散にはいろいろな理由がありますが、ふたりの不仲や不公平感などネガティブな要因も報じられています。

 これからは裏方に回るとはいえ、タッキーが事務所を運営しているというイメージは世間につきまとうので、タッキーは今後のことも視野に入れ、少しでもポジティブに引退するために、再結成を決意したのかもしれませんね

 未来のジャニーズを支えるタッキーの荷は重い。