モーニング娘。は昨年、CDデビューとハロー!プロジェクトの20周年を迎え、メンバーの加入と卒業を繰り返しながら、現在は14期メンバーを加え「モーニング娘。'19」として活動している。しかし、ここでも過去メンバーの「不祥事の影響が出ている」と、前出の芸能ジャーナリストは言う。

20周年を記念して、昨年の『紅白歌合戦』は10年ぶりとなる出場が濃厚だったが、“吉澤事件”の影響で取りやめになった、という話もあります。

 ハロプロ20周年のツアーには、過去のメンバーがゲストとして会場ごとに参加するのが目玉のひとつでした。そこに、喫煙騒動で所属事務所に契約解除されて以来、12年ぶりに加護ちゃんがステージに立ち大きな話題を集めました。せっかく加護ちゃんが戻ってきたのに、今度はよっすぃーがいなくなってしまった。

 卒業したとはいえ、過去のメンバーが不祥事を起こすと、後輩たちの活動にも影響が出ます。モー娘。もなかなか足並みがそろわないというか、追い風がすぐに断ち切られてしまうような印象ですね

モーニング娘。黄金期メンバー

 大きく世間を騒がせるのは、初期のメンバーばかり。事務所も加入させるメンバーをしっかりと厳選し、教育もほかの事務所よりしっかりしているという。それでも同じ『モーニング娘。』という看板である以上、先輩のミソはつきまとってしまう。

 現役メンバーは、「自分たちはストイックにやっているのに」という思いがあるかもしれないが……。

「とはいえ『LOVEマシーン』や『恋愛レボリューション21』という、大きな“遺産”があることのメリットは、やっぱり大きいです。大型音楽特番などに出演するときも、現役メンバーが現代風にアップデートさせた、これらの楽曲を披露することも少なくありません。それだけすごく親しまれた曲でもあり、最新曲を歌うよりも喜ぶ視聴者が一定数いるということですよね」(前出・芸能ジャーナリスト)

 偉大な先輩たちの“おかげ”なのか、“せい”なのか。すべてを吹き飛ばせるような、「今の」モー娘。による、黄金期に匹敵するような大ヒットに期待したいところだ。

<取材・文/渋谷恭太郎>