ヤグチを許せない理由として、こんな書き込みをネット上で見つけました。

「私は不倫なんてしていないのに、結婚も妊娠もできない」

 単なる自虐のウケ狙いかもしれませんが、もしこの書き込みが真実で本心だとしたら、ヤグチが許せなくても無理はなかろうと思いました。自分は人を傷つけるようなことはせず、まじめに生きているのに、願いがかなえられない。その一方で、ヤグチのようにヤバ女でありながら、要領よく、自分の欲しいものを手にしていく人を見たら、腹が立つかもしれません。

まじめな女性が気づくべきポイント

 女性がヤバ化するいちばんの原因は、「まじめだから」ではないでしょうか。

 まじめな人は、ルールやモラルを守りますから、いつ誰に見られても問題のない行動をとっているでしょう。まじめさは学生時代は評価されますが、社会人となると必ずしもそうとは限りません。企業は利潤を追求する集団ですから、会社員は会社に利益をもたらす必要があります。

 極端な例ですが、

(1)勤務態度がよく、売れている営業マン
(2)勤務態度がよく、売れない営業マン
(3)勤務態度が悪く、売れている営業マン

 がいたとします。同僚として、仲よくしたいのは(1)と(2)でしょうが、会社に利益をもたらすのは(1)と(3)で、会社からの評価は高いでしょう。営業のように結果が見える職種でなくても、「まじめに頑張りましたが、できませんでした」では、評価は上がらないと思います。

「まじめの何がいけないんだ」とか「極端な成果主義だ」と立腹する方もいるかもしれませんが、まじめがいい悪いの話ではないのです。社会が求めるのはメリット(利益)です。ということは、全方位でまじめにやるのではなく、求められることをピンポイントで満たせばいいということ。誰に見られても恥ずかしくない行動をし、ノーミスを目指すより、優先順位の高い部分さえクリアすれば、あとのことは余力でOKということなのです。

 ここに気づかないと、まじめに頑張っても報われたと感じられず、ヤグチのようなちゃっかりした人が許せなくなってしまうのではないでしょうか。

「まじめは役に立たない」の最たるものは、実は婚活だと思うのです。常に相手のことを思い、間違っても浮気なんてしない女性の婚活がうまくいかないというのはよくある話です。こういう女性は自信をなくして自分を責めてしまったり、「自分は結婚できない」と思い込んでしまいますが、それは単に相手に“メリット”を提示できていないからだと思います。常に気を張って“いい人”でいるよりも、「私と一緒にいると、あなたの人生にこんなにいいことがある」と示すことができれば、あとは縁の問題です。