かおりさんが3歳のとき。誕生日を先生のお店でお祝いしているワンシーン。かおりさんも可愛くドレスアップ
かおりさんが3歳のとき。誕生日を先生のお店でお祝いしているワンシーン。かおりさんも可愛くドレスアップ
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 また、お悩み相談で多いのが、親子関係。

「私は結婚したのが早かったからかもしれないけれど、子どもに親だからという姿勢で接してこなかったですね。一緒に遊びながら、おしゃべりしながら、ちょっと年上の友達みたいな態度を心がけていました。それがよかったのかな。学校であったことも、なんでも話してくれましたね」

 さらに、かおりさんが日常で大切にしているのが、料理。

「出来合いのものや外食ではなく、なるべく料理は手作りするようにしています」

 仕事で出張のときは、作り置きを冷蔵庫に用意しておくひと手間も。

「料理はね、家族への愛情表現だって思うんです。ほら、子どもが小さいときはスキンシップもできるけど、大きくなると機会もないしね。だから、いつだって思っていることを料理に込めたいなって」

 食を通して、人は元気になったり笑顔になれたりするので、まさに開運の源です。

六星占術は人生の羅針盤

 ところで、読者のみなさんも気になるのは2019年、元号が変わり新しい年が幕開けすること。運気の変わり目になるのでしょうか。

「そうですね、新スタートの年は、未来を考えるきっかけにするといいと思いますよ。六星占術は、人生の羅針盤。運命周期や運気を事前に知っておくことで、1年先や3年先の人生の計画が立てられるでしょう? 

 例えば、悪い運気のときは、独立や留学は避けようとか。結婚や転職など重要な節目は、好運気のときに計画したり。若い人たちが、今しか考えていないのは、ちょっと心配になりますね」

 さらに『人は、ひとりでは生きられない』と、数子先生から教わった言葉を、胸に刻んで大切にしているそうです。

「時代が変わり、大きく世の中が動くときだからこそ、家族の繁栄や、先祖の大切さに目を向けてほしいと思います。そのことが、きっと明るい未来を引き寄せるポイントになるはずです」

 さて、次号から、いよいよかおりさんの連載がスタート。

「楽しくわかりやすく、メッセージを伝えたいですね。六星占術を通してみなさんが幸せになることを願っています」

 どうぞみなさんお楽しみに!

取材・文/松川智美(薫白竜)


プロフィール
細木かおり(ほそき・かおり) 1978年12月11日生まれ 木星人(+) 家族は、夫と3人の子ども〈20歳の長男、18歳の長女と16歳の次女〉、3匹のトイプードル。六星占術を細木数子さんから引き継ぎ、後継者に。六星占術での個人鑑定、「kaorism」の講演会、携帯サイトでの「親子相談」、そのほか週刊女性の連載やテレビ出演など、幅広く活躍中。『新版 幸せになるための先祖の祀り方』細木数子 細木かおり共著 飛鳥新社刊 好評発売中。