周りの明るさに学んだこと

「イライラするときもありますよ。一日中ずっとグズグズしていたり口答えされると、叩かないけど一発“バシッ!”ってはたきたくなるときや、双子相手にバトルモードになる瞬間も多々あります(笑)。

 でも、とにかく乗り越えるしかない。だから、毎朝起きたら、双子が寝る夜8:30までのカウントダウンが始まります。あと何時間したら双子が寝る、そこからは私の時間だって考えるようにしたら、一気に気が楽になりました。24時間エンドレスだと思うと疲れも取れないけど、限られた時間ならいけますね

2018年秋、家族と
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 笑顔を絶やさず大らかな印象のローラさんだが、元来の性格はむしろ真逆。

「もともとはめちゃ細かいですし、思いどおりにいかないとガミガミ言ってしまうタイプ。でもそれじゃダメだなと思って、徐々に細かいことは気にしなくなりました。以前は育児書もたくさん読みましたし、何か症状があるとすぐにネット検索していましたが、どんどん暗くなっている自分に気づいてからは、控えるようにしました。最近はわからないことはまずお医者さんに聞くようにしています」

 さらにピンチに陥ったとき、引き上げてくれる人々が周りにいたことも、今のポジティブさにつながっている。

「私はアメリカで出産したんですが、アメリカで通っていた両親学級で“子どもが生まれてからのスタートは、パパもママも一緒。おっぱいをあげる以外は全部、男の人もできることだから絶対にやりなさい”と念押ししてくれて。

 そのおかげもあって、山田はオムツ交換から食器洗いまで、なんでもこなしますし、もともと温厚な性格なので、私が限界を超えて爆発したときにも、ハイハイと優しく受け流してくれています(笑)。

 うちの両親も、本当に明るい人たちで。私が妊娠中、突然、顔半分が全く動かなくなり“ベル麻痺”と診断されたときにも、“ピカソの絵みたい!” と笑い飛ばしてくれたことで救われました。産婦人科のドクターも豪快で面白い人でしたし、本当に私、周りに恵まれているんです」