【Q2】松本人志さんや加藤浩次さんはじめ、吉本のベテラン芸人の今回の騒動への対応について評価しますか?

 宮迫と田村の涙の謝罪会見、上層部のパワハラ発言の発覚を受け、7月20日、松本が自身のツイッターに「松本人志、動きます」とツイート。大崎洋会長や岡本社長らと会い、これが岡本社長の会見につながった。また加藤浩次も自身がMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)で、自らの進退をかけ「こんな上層部のいる会社にはいられない」と大崎会長と3時間の会談。この男気にSNSでは絶賛の声が多く挙がっている。

 意外なことに「評価する」と回答したのは58%と半数程度。「どちらでもない」が29%、「評価しない」が13%と続いた。

「評価する」としたユーザーの声を挙げると、「会社に対して声を上げることができるのはいいこと」「おかしいことはおかしいとハッキリ言ってくれた」「リスクを承知で声をあげて後輩たちを助けようとした」など。また「吉本興業はこのままでは本当にダメで、お笑いが楽しめないと思う。幹部に物申せる人が何か行動を起こしたことは、少しでも改善への道筋がつけられたのではないか」と今後に期待を寄せる声も見られた。

「どちらでもない」では、「所属する事務所の悪い点を果敢にあぶり出しきちんと意見している点は評価できる。ただ 宮迫、亮の不祥事はきちんと謝罪すべきとである。しかし、松本、加藤が出てきたことで問題が吉本の経営にすり替わった点は疑問である」などの声が。

「評価しない」の声も似た傾向で「会社を裏切ってそのうえ嘘までついたのに、吉本が悪者になってるのはどうして? 先輩方はそこを責めず会社を責めているのはどうなの」「吉本体制と宮迫たちの悪行は切り離して論議してないので、評価しません」と、そもそもの騒動の本質に“立ち返ろう”とするユーザーの声が多く挙がっていた。