「頻繁に秋篠宮さまとお会いすることで、ご自分が眞子さまの結婚問題に言及しているように見られたくない部分はあると思いますよ。

 一部では、美智子さま眞子さまの結婚に言及していてまるで“主導権を握られている”ように報じられていますからね」(美智子さまの知人)

 美智子さまは、眞子さまの結婚問題は眞子さまご自身が深く考えるべきとのお考えだ。

眞子さまのご結婚について、美智子さまは“静観”されています。

 というのも、この問題は秋篠宮家の中の話であり、秋篠宮ご夫妻に一任しているので、静かに見守る姿勢を貫いていらっしゃるのです」(同・美智子さまの知人)

 眞子さまの結婚問題によって、美智子さま秋篠宮さまの間に“不協和音”が生じているのかも……。

破談できないということもありません

 さらに、気がかりなことは、上皇さまが眞子さまと小室さんの結婚に許可を出した意味合いのある『裁可』を下されたこと。

 仮に、秋篠宮さまが求められている“国民から祝福される状況”にならなかった場合、『裁可』を覆すことはできるのだろうか。

北欧訪問時の会見では、結婚問題への踏み込んだご発言はなかった(6月21日)
北欧訪問時の会見では、結婚問題への踏み込んだご発言はなかった(6月21日)
【写真】「結婚騒動」経緯がひと目でわかる時系列表など

 また、延期期間が終了して晴れて結婚という状況になった場合、お代替わりがあったことから、今の天皇陛下が再び『裁可』を出す必要はあるのだろうか。

「おふたりの結婚は、天皇という立場の方が裁可していますので、お代替わりがあっても新しい天皇が改めて裁可する必要はないと思われます

『納采の儀』と同様に、『裁可』にも法的な拘束力はありません。天皇直系の女性皇族の結婚は天皇の裁可を得る、という天皇家の私的な取り決めです。

 当然、『裁可』されているからといって、破談できないということもありません

 そう話すのは、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。

 美智子さま秋篠宮さまの接点が減っている以上、結婚問題にも、影響が出てくるのだろうか。

「これまでは少なからず、美智子さまから秋篠宮さまへ、眞子さまの結婚問題についてのアドバイスがおありだったはずです。

 しかし、おふたりの交流の機会が減っている状況であり、美智子さまご本人も静観されるスタンスです。

 今年6月の北欧公式訪問前の記者会見では、秋篠宮さまが“娘から話を聞いておりません”というご発言をされ、結婚に関わるコミュニケーションがなされていないことが露見しました。

 周囲からのアドバイスもないこの状況では、最終的に眞子さまのご意思で決まる可能性が高まっているでしょうね」(皇室ジャーナリスト)

 事態が動く可能性のある9月を直前に控えた今、眞子さまはどのようなお気持ちなのだろうか─。

眞子さまの小室圭さんとの「結婚騒動」の経緯
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