元カレを忘れられない女子、モトカレマニア(MKM)のラブコメディー、『モトカレマニア』(フジテレビ系 木曜夜10時~)が第2章に突入。主人公のユリカ(新木優子)とマコチ(高良健吾)の恋の行方だけじゃない、新たな展開をプロデューサーが明かした。

恋愛に人間の機微や成長を加えた今作

 元カレが忘れられない“モトカレマニア(MKM)”の女子と、元カレが織りなすラブコメディー。MKMのユリカ役に新木優子と、元カレのマコチ役で高良健吾がダブル主演する。演出は『最高の離婚』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』などの並木道子が担当する。

 困ったことがあると、ユリカは恋人時代のマコチを妄想して“大丈夫”と励まされたり、“いい女ユリカ”“弱気ユリカ”といった自演キャラと脳内会議を繰り広げたりなど、瀧波ユカリ原作の同名コミックの世界観が生かされている。

「僕も並木も“月9”に代表されるキラキラしたドラマで育った世代。なので今作では現代におけるトレンディードラマの要素に、並木の得意とする人間の機微や成長を加えて描きたいと考えました。暗いより明るくポップなタッチにしたいという点も、並木と意見が合いました。

 視聴者からは、自分も昔の恋にとらわれ、恋愛に臆病になっているという女性や、男性からも心に刺さる、共感できるとの反響をいただき、うれしく思っています。この先も心地よい挑戦をしていきます」

 と、草ケ谷大輔プロデューサー。原作の笑いの要素は反映しつつ、3話以降はオリジナルで展開している。

「新木さん、高良さんのふたりが主演ということもあり、今作は2章立てになっています。第1章では、ユリカはマコチに振り回され続けた人生にピリオドを打ちました。小説家のさくら(山口紗弥加)、“MKM同盟”の山下(浜野謙太)の元カノ、むぎ(田中みな実)と交流することで、妄想マコチも脳内会議も必要なくなっています。