「年末年始にほとんど休みがないほど、原田さんは仕事に追われているそうですよ」(芸能プロ関係者)

 原田龍二(49)が『週刊文春』に複数の女性ファンとの不倫を報じられたのは、5月末。自身のインスタグラムを通じて出会ったファンと接触し、愛車である四輪駆動の車中で事におよんだことから“4WD不倫”と呼ばれた。

“マスオさん”は降板

「報道のあった翌日、原田さんは緊急の謝罪会見を開きました。そこで、過去の浮気も含めて、どんな質問にも赤裸々に答えました。それこそ“裸一貫で出直す”と誓いました」(テレビ誌ライター)

 結果、準レギュラーだった旅番組が休止に。9月に出演予定だった舞台『サザエさん』も降板した。

「マスオさん役だったので、イメージとかけ離れすぎてNGになったそうですが、しかたないですよね(笑)。旅番組のほうは一般人と触れ合うロケだったため、制作側が原田さんを気遣った一時的な対処。今は復活しています」(同・テレビ誌ライター)

 不倫スキャンダル後も原田の仕事は減ることなく、トーク番組などの仕事は、逆に増えていったという。

「雑誌の撮影で、喫茶店にある会議室で原田さんに裸になってもらうようお願いをしたところ、彼は迷うことなく素っ裸になったようで……。一緒に仕事をしていて気持ちがいいんですよね」(雑誌編集者)

 バツグンのスタッフ受けで、『5時に夢中!』(TOKYO MX)やラジオのレギュラー番組は軒並み継続。さらに、原田がビキニパンツ一丁で青汁をガブ飲みする健康食品のCMも続投が決定。12月20日からは新作CMも放送されている。

 不祥事を起こしたタレントをCMに起用し続けることにリスクを感じなかったのか? スポンサーの山本漢方製薬に問い合わせると、山本整社長が直々に答えてくれた。

「継続起用にはたいへん悩みましたが、いつも弊社が望む100%以上の努力をしてくれる原田龍二さんに引き続きお願いしようと思いました」

原田本人の気持ちは?

 CM続投について原田の事務所にも問い合わせると、原田本人が答えてくれた。

─CMが継続されることが決まったときの気持ちは?

「不思議でした。信じられない気持ちと同時に、スポンサー様に感謝の気持ちが湧きました」

─今年を漢字一文字で表すと?

「『業』でしょうか。生まれ持った自分ならではの『運命』や意味のある必然について、日ごろから考えているので」

 来年は不倫という“業”に翻弄されることはないように。