キラキラだけでない、人間らしい役の重岡

 尾高役の柄本佑、野中役の重岡大毅のキャスティングにもこだわった。

「おふたりとも以前からご一緒したいと思っていた俳優さんです。柄本さんのセクシーでカッコいい演技には大石さんも期待しています。

 重岡さんは、今までキラキラした爽やかな役が多かったけれど、今作では別の顔を見せてくれています。野中は、ケイトにプロポーズしたのに、ルーツを知って取り下げた。きれいごとではすまされない人間の内面まで見せる役です。嫌われる要素もありますが、重岡さんの魅力もあって、理想的な登場人物になっています。重岡さんは、こういう役がやりたかったと快諾してくれました」(小田P、以下同)

 週刊誌の記者として、真実を暴こうとバリバリと仕事をしていたケイトが、自分が連続殺人犯の娘だと知り、どんな変化が起きるのか?

「仕事で真実を追求していたのに、自分の真実を知ったことで苦悩する。それを乗り越えようと奮闘する姿に、もし自分だったらどうするか? と思っていただけたら。

 “知らなくていいコト”は実は、みんなが“知りたいコト”だと思い、タイトルにしました」

第2話(1月15日放送)では、ケイトはDNAでマッチングする結婚相談所を取材する (c)日本テレビ
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 “お仕事”と“ヒューマンドラマ”の絶妙なバランスに苦心している。

「ケイトが父の犯罪の動機を考えるときに、仕事で追いかける題材とリンクさせることもあり、両方ともしっかり描くことにこだわっています。それだけに何度かご一緒している大石さんも“過去、最大に難しい!”と、苦労されています(笑)。

 実際の週刊誌編集部を取材しましたが、大石さんは、週刊誌で連載経験があり、雑誌や編集部スタッフなどのアイデアが面白く、今作にも盛り込んでいます。“週刊イースト”の表紙や中吊り広告、ケイトの記事など細かい部分までしっかり作っているので、すみずみまでお見逃しなく