イヤミな上司役などが話題となり、今では名バイプレーヤーとして数々の作品に引っ張りだこの木下ほうか。どこか強面な印象もあるが、その素顔は意外や多趣味!? 仕事からプライベートまで、彼の知られざる一面を密着取材で大公開!

NGとか出してられません

 密着のスタートは、NHKドラマ10『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』(NHK総合)の現場から。昨年初秋のまだ暑いさなか、ちょうど昼時の控室で、出番を待ちながらテレビモニターで収録中の映像をチェック。

「こうやって楽屋ではモニターをまじまじと見てしまうけど、自分も逆に(収録中)出演者さんに見られていると思うと、ものすごく恥ずかしいんですよ。NGとか出してられません。いや、出すけどね(笑)

 木下ほうかといえば、『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)の“イヤミ課長”で大ブレイク。

 2014年に話題となった連ドラ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(フジテレビ系)での意地悪な夫役でも注目を集めたこともあって、“いけず”なイメージを思い浮かべる人も多いかもしれないが、そればかりではない。

 その演技力は昔から定評があり、個性あふれる存在感も相まって幅広い役を演じ分け、名バイプレーヤーとして重宝され続けてきたのだ