外出自粛は微々たる効果があるだけ

「彼女は以前から“水の波動”理論を提唱した故・江本勝氏の思想に強く共感しているらしく、“病が治り、健康も促進、幸福にもなる”という非科学的な要素の強い“転写水”を作ってもらったこともありました。よく言えば素直なのですが、信じやすいところがあり、疑うということを知らない。

 それに加え、パーティー好きで、“総理夫人”という立場を考えずに興味を持った人と交流を持ってしまう脇の甘さが目立ちます。特に総理夫人となってからは彼女の影響力にあやかろうと近づいてくる者もいるのですが、その自覚はあまりないのでしょうか……」(省庁関係者)

 それがわかるのが、'17年に女性の社会参画などをテーマにした対談セミナーでの発言。総理夫人という立場についたことについて、「個人としては仕事も能力もないし、家事もできるわけでもないのに、こういう立場になってしまっている。なぜ、こんなに注目を集めてしまっているのかすごく戸惑っている」と発言している。

 そんな“戸惑い”を浮かべながらも、“自分が会いたい人にも会いやすい”首相夫人という立場だけは常に濫用し続けているようにみえる。“変態ドクター”の松久氏は『文春』の報道があったのと同日、フェイスブックにこんな投稿を寄せている。

昭恵夫人と私一行の記事がでました。日本と世界の穏やかな平和のために、このご時世だからこそ敢行した、私のドクタードルフィン一行の三月の宇佐神宮正式参拝に、昭恵夫人が、国代表としての想いで、ご参加くださいました。(中略)いまのウィルス騒動を収めるためには、外出禁止、自粛は、微々たる効果があるだけ

 としながら、《ウィルス感染することを受け入れて、敢えて、自らを進化させる人間の魂も、少なからず、存在します。これは、データで立証できない、高次元の知識です》と雄弁に語ってみせた。

 昭恵氏の自由すぎる個人の行動が、“国代表として”捉えられていることを再度自覚すべきではないか。

〈取材・文 野口侑弥〉