6月1日、ジャニーズ事務所は『Smile Up! Project』の一環として、有料配信『Johnny's World Happy LIVE with YOU』を展開することを発表。Jr.も含めた所属アイドルら20組による“ライブ”が楽しめそうだ。

「新型コロナウイルスの影響で、ファンもコンサートに行けない状況が続いています。先に発表された同社のタレント75名が参加するチャリティーユニット『Twenty★Twenty』とともに、ジャニーズ一丸となってファンサービスを再開する動きが見られます」(スポーツ紙記者)

 日頃から支えてくれるファンに笑顔を、夢を与えるのがアイドルのつとめだ。しかし、この“発表尽くし”に笑顔になれず、夢も見られないファンがいる。

 レコード会社関係者が明かす。

「TOKIOです。SMAPが解散した今、実質上の“年長”グループとしてジャニーズを引っ張る存在のはずですが、両プロジェクトに彼らは参加していないのです。グループの活動は2本のレギュラー番組のみで、新曲の発売やコンサート開催はおろか、歌番組でさえこの3年間は出演なし。山口達也の脱退から“時が止まった”ままなのです」

 2018年2月に、山口達也元メンバーが女子高生に対して強制わいせつを行い、同年5月にジャニーズを去った。以降、4人でTOKIOを存続するも、バンドメンバーを欠いたためか音楽活動はストップしたまま。さらにはヴォーカル流出危機もささやかれている。

「2021年4月をもっての退所が報じられている長瀬智也。プライベートでもバンドを組むほどに音楽への意識が高いだけあって、活動再開がままならないTOKIOにいるよりも、ジャニーズを飛び出して自分の音楽を追求したいのではないでしょうか」(前出・レコード会社関係者)

 再始動を待ち続けているファンにとっては酷な話だが、4人を信じて今年もまた“更新”しているようだ。

 ファンにとっての“真のファンの証”。それが推しグループのファンクラブ会員証を持つことだ。特にジャニーズの場合、1人で多数の会員証を所持するツワモノもいるのだとか。

「新規入会の場合、入会費1000円と年会費4000円の合計5000円(Pay-easy決済の場合はプラス手数料140円)を必要とし、更新の際には4000円を支払います。けっして安くはない額ですが、コンサートチケットはファンクラブ(以下、FC)が優先されるので入会は不可欠。応募口を増やせば、それだけ確率が上がるということです。

 ほか特典として、会員のみが読めるオリジナルの会報、バースデーカードの発行や番組観覧の申し込みも優先されます。最近では会員限定動画も楽しめるみたいですね」(アイドル誌編集者)

これも特典?  “赤紙”に恐怖するファン

 一方で、これも特典と言えるのか、一部ファンに“赤紙”と恐れられたとある封筒も届いていたり……。

「ファンに最初に知らせたい、との思いから始まったのでしょう。タレントの結婚報告をメッセージカードなどで伝えることもあります。くだんの“赤紙”とは、V6の岡田准一クンが結婚報告をする際に、クリスマス直前に赤い封筒にて届けたことから揶揄された言葉ですが、言い得て妙ですね(苦笑)」(前出・アイドル誌編集者)