《ジャニーズとしては初めてのコラボレーションになります櫻井和寿さんに依頼をさせて頂きました》

 新型コロナウイルス感染拡大防止を支援するチャリティー活動の一環としてスタートした、ジャニーズ事務所の『Twenty★Twenty』プロジェクト。

 所属タレント75人が参加し、彼らが歌うチャリティーソング『smile』をMr.Childrenの桜井和寿が手がける事を、プロデューサーの滝沢秀明副社長が発表したのだ。

「意外な組み合わせですが、タッキーも長らく音楽番組に出演していた身。ミスチルと共演することもあったでしょうから、何かしらのつながりがあったのかもしれませんね。実は嵐の櫻井翔やV6岡田准一、KinKi Kids堂本剛らを始め、ジャニーズにはミスチルファンが多い。タッキーが話すように“ジャニーの集大成”としてはこの上ないコラボですね」

 そもそも『Twenty★Twenty』は、故・ジャニー喜多川さんが東京五輪に向けて取り組んでいたプロジェクト。彼の意思を継ぐタッキーとしては決して失敗は許されないため、“ビッグネーム”にすがる思いだったもかもしれない。

ジャニーズvsミスチルの試合が

 一方で、老舗レコード会社幹部は「もっとフランクな関係かもしれませんよ」と、ジャニーズとミスチルの意外な交流を明かす。

「もう20年以上の話になりますが、実はジャニーズさんとミスチルは草野球で交流があったんですよ。当時は元SMAPの中居正広さんがエースで、V6の坂本昌之さんや井ノ原快彦さん、キンキの堂本光一さんらが主力で、それこそタッキーも所属していたと思います。胸に“J”の文字が入ったお揃いのユニフォームで、後に嵐のメンバーも入団していましたね。

 一方のミスチルは、ベースのナカケー(中川敬輔)を中心に野球好きが多く、当時はギターの田原健一が作ったチームでドラムの鈴木英哉と、関係者やスタッフを交えてプレーしていました。今でこそサッカーのイメージが強い桜井ですが、野球も好きで主に外野を守っていたと記憶しています