イム子:それは私たちにも大事なポイントですね。ところで、Cocomiさんって見る写真によって、印象がすごく違うときがあって……(と、横顔の写真を見せる)。

入谷先生:あら! 彼女は顎が少し引っ込んでいるタイプなんですね。横顔で鼻と顎先をまっすぐな線で結んだとき、唇がその線の中におさまっている状態を「Eラインが整っている」と言うのですが、Cocomiさんは若干、整ってないかな。顎をヒアルロン酸注射などで少し出すときれいなEラインができると思いますよ。

 Koki,さんは、バシッと決まったモデルショット以外を見ると、小鼻が大きめだったり、ガミースマイル気味なのも目につきますね。

イム子ガミースマイルとは、笑ったときに歯茎が見えてしまう口元のことですね。そういえばおニャン子時代の工藤さんは、かなりガミースマイルでした。

入谷先生:やっぱり! でも『ボトックス注射』や簡単なオペで治る症状なので、今後気になる場合はクリニックに相談するといいでしょう。

イム子ボトックス注射でもできるんですね。それならダウンタイムの心配もないし、売れっ子のキムタク一家でも安心ですね! ところでCocomiさん、小鼻がちょっと大きい?

入谷先生:木村さんは若いころ特に、小鼻の肉づきがよくて大きな鼻が目立っていた印象です。Cocomiさんの鼻は父親譲りですね。

イム子:確かに、若かりしころのキムタクって鼻がもっと目立っていたかも……。しっかりした鼻が気になる場合は、どのような治療法があるんですか?

入谷先生:ズバリ、『鼻尖(びせん)形成』『鼻翼縮小』の手術です。鼻先がシャープになり、すっきりした印象になります。鼻全体の高さを出すときは『シリコンプロテーゼ隆鼻術』『ヒアルロン酸注射』、鼻先を高くしたい場合は、耳の軟骨を移植する『耳介(じかい)軟骨移植』などがあります。これは人気の施術で、モデルや女優さんなど、美を商売にしている方も受けることが多いです。

CocomiがKoki,より圧倒的に勝っている部分

イム子:耳が鼻に! って考えると驚きですが、自分の身体の一部を使うなら安心ですね。では、妹のKoki,さんとCocomiさん、ズバリどちらがおきれいですか?

入谷先生:姉のCocomiさんは“愛されソフト美人”、妹のKoki,さんは“モード系きりっと美人”でおふたりとも十分おきれいですが、横顔のラインが整っていること、顎先がシャープということで、Koki,さんがややリードといったところでしょうか?

イム子:なるほど~。横顔って美人を印象づける大事なポイントなんですね! 

入谷先生:でも、Cocomiさんが圧倒的に勝っている部分もありますよ!

イム子:それは一体!?

Koki,
Koki,

入谷先生:歯です。笑顔になるとよくわかりますが、Koki,さんって歯が長いんです。そこが世界的モデルになるにはちょっと惜しいかな。でも、歯のお直しは芸能界では当たり前のようにみなさんやられているし、気軽に治せるから大丈夫じゃないかしら(笑)。

イム子:なるほど! 海外では口元の印象ってとても大事ですもんね。では、全身含めたモデルとして、Cocomiさんをどのように評価されますか? アドバイスするポイントがあればそちらもぜひ!

入谷先生:顔はたるみに気をつけることと、Eラインを整えると美人度がさらにアップしそうです。そして身長はそんなに高くないCocomiさんですが、工藤さん似のスラッとしたスタイルなので問題ないかと! 食生活とライフスタイルも体形作りに関係しますから、姉妹が美しいのは、工藤さんがしっかり管理されているからじゃないでしょうか? このままお母様の意見を参考に、より美しくなってほしいですね!


今回お話を伺ったのは…
入谷里英先生
杏林大学医学部卒業。昭和大学臨床研修センター、昭和大学形成外科、美容外科クリニックを経て2013年より『高須クリニック』に勤務。東京院・横浜院を担当し、女性医師の目線からアンチエイジングから女性器の悩みまで、幅広い相談に応じている。