『テニスの王子様』で
俳優の楽しさを学んだ

 古川自身も歌うことは昔から好きだった。

「中学校のときに姉のギターをもらって弾き始めて、高校生のときに自分で歌を作るようになりました。そのときダンスもやっていて、同じ教室に通っていた先輩と曲を作って2人で地元の駅前で路上ライブもやったんです。西口のほうが栄えているんですが、あえて誰もいない東口で挑戦。観客はゼロでした(笑)。

 でも、当時は音楽でも芝居でもいいから、とにかく何でもやってみたかったし、いろんなことを表現したかったんです」

 そこから芸能界にも興味を抱き俳優の道へ。

「最初のころの思い出は、やはり『テニスの王子様』の舞台に1年半くらい出演させていただいたことです。礼儀もそうですが、演じること、歌うこと、踊ることの楽しさをいちばん学びました。そこから、いろんな現場を経験して世界が広がり、当然ですけど自分よりもすごい人ばかりで、自分の中にあった根拠のない自信が崩れて悩んだ時期もありました。

 でも、いまは舞台を続けながら、映像のお仕事にも挑戦させていただいている段階。いろんな作品、役に出会いたいという欲がさらに強くなっているので、挑戦していきたいです

最近、料理始めました!
「おうち時間の間は、頑張って自炊していたんです。ただ、いろいろな料理を作りましたが、どれもイマイチで……。特にコロッケがダメでした。“間違えようある?”って普通思うじゃないですか。たぶん、じゃがいものゆで時間とか水分が多かったのが原因かなと。でも、楽しいとは思うので、これからも茨の道を歩いていこうかと思います(笑)」

古川雄大(ふるかわ・ゆうた)
1987年7月9日生まれ。長野県出身。主な出演作はドラマ『トップナイフー天才脳外科医の条件ー』『下町ロケット』、ミュージカル『エリザベート』『モーツァルト!』など

連続テレビ小説『エール
NHK総合 月曜〜土曜 朝8時〜ほか

ヘア&メイク/平山直樹(wani)
スタイリング/吉野誠