数々のキャッチフレーズを生み出す

【取組 その三 乙武洋匡×複数の一般女性】 ●発覚年:2016年3月 ●決まり手:5人で満足

 一般女性とのフランス不倫旅行をスクープされるや、5人の女性と不倫関係にあったことを自虐的に告白する──、という荒業を披露した乙武。『五体不満足ならぬ五体不倫満足』をはじめ、『五体不満足で五人大満足』『一本満足』など、座布団が飛び交うように次々と名キャッチフレーズが飛び出したことも記憶に新しい。

 また、離婚した元妻の「妻である私にも責任の一端があると感じております」、「心身ともに疲れきっており、主人の世話から少しでも解放される時間が欲しいと思ったのは事実でした」といったコメントも話題に。前例がないだけに、多くの関心を集めた不倫だった。

【取組 その四 山本モナ×細野豪志(衆議院議員)、二岡智宏(巨人軍コーチ)】 ●発覚年:2006年10月 ●決まり手:路上不倫チュー

 当時、民主党の若手中心人物だった細野豪志衆議院議員と山本モナの“路上不倫チュー”が発覚。結果、細野は党役職を辞任し、「モナ男」と揶揄(やゆ)され存在感は希薄に。平成の“傾国の美女”山本モナは、続く'08年7月にはプロ野球選手・二岡智宏との不倫が報じられ、始まったばかりの情報番組『サキヨミ』の総合司会を1回で降板。

 二岡は1軍昇格見送りに加え、頭を丸めて謝罪……恐るべし、傾国力! 所属したオフィス北野の社長(ビートたけし)をもあきれさせた奔放ぶりだったものの、現在は3児の母。いまや立派な良妻賢母……のはず、ですよね?

《コラム1:不倫事件当事者の俳優・原田龍二に直撃!》

 たくさんの人に迷惑をかけて、大きな反省材料ができてしまいましたが、不祥事以降、自分への自尊心が1%でも残っているなら、自ら火をつけるしかないとも思いました。いろいろな番組に呼んでもらいましたが、絶対にいじられるので、ホンネは行きたくないんです)。

 でも、いただいた仕事に全力で取り組むしかないぞ、と自分に喝を入れながら働いています。妻への思いはより強固なものになりました。一生、妻にひれ伏して生きていきます