「今から突入しま~す」が流行語に

【取組 その五 斉藤由貴×医師、尾崎豊、川崎麻世】
●発覚年:2017年8月
●決まり手:パンツかぶり

 過去、故・尾崎豊さん、川崎麻世との不倫が報じられた斉藤由貴の3度目の不倫は、妻子ある男性医師との“W不倫”。釈明会見は、終始、のれんに腕押し。「グレー決着か?」と思いきや、女性用パンツを頭からかぶった相手医師の写真が報道されるや、一気に土俵際に

 どこからか麻宮サキの決め台詞「てめえら、許さねぇ!」が聞こえてきそうな中、医師は情報番組で昔からファンだったなどとどうでもいい情報まで吐露し懺悔(ざんげ)。軍配差し違えで負けを悟った斉藤もFAXで謝罪──。こういうときも平然と乗り切るから斉藤由貴はすごい。

【取組 その六 中原誠(永世十段)×林葉直子】
●発覚年:1998年4月
●決まり手:突入しま~す

 棋士引退後、中原との5年間にわたる不倫関係を暴露するだけでなく、妊娠、中絶の事実も明らかに。とどめとばかりに、「今から突入しま~す」、「お前みたいなのは早く死んじまえ!などミソジニー丸出しの脅迫留守電音源を公開するや中原は投了。さすがは天才女流棋士、詰めがシビアすぎる。

 その後、「突入しま~す」は、不名誉にも流行語になるまでに。お堅いイメージの将棋界を、いろいろな意味でひっくり返した伝説の一局。

【取組 その七 矢口真里×梅田賢三】 ●発覚年:2013年5月 ●決まり手:クローゼット

 浮気現場を現行犯で押さえられる&間男がクローゼットの中に隠れる──という、レディースコミックのような展開に、思わず失笑が漏れた不倫。元夫である中村昌也は、世間からの同情を集め、結果的にプチブレイク。

 一方、微妙な好感度を頼りにしていた矢口は、芸能活動を無期限休止。いまだ世の中的にはアレルギー反応を示す大きな痛手となったが、不倫発覚から5年後、なんとクローゼットの中にいた梅田賢三と再婚。もうコソコソ隠れなくていいんです。ごっつぁんです!