「自宅近くのスーパーでよく買い物している姿が目撃されていますし、今は子育てが楽しくてしかたないみたいですね」(スポーツ紙記者)

 '17年9月にEXILEのTAKAHIROと結婚し、翌年に出産。現在はCMには出演しているものの、仕事をセーブ中の武井咲。そんな彼女が、あの人気作品でドラマ復帰を果たすという。

「'17年に放送されたテレ朝系の連ドラ『黒革の手帖』のスペシャルドラマで、引き続き主演を務めることが決まりました」(テレビ朝日関係者)

 これまで計6回テレビドラマ化され、'04年版で主演した米倉涼子の当たり役としても知られる名作だ。

「銀行の元契約行員が立場を利用し、架空名義の口座から大金を横領。それを元手に銀座にクラブをオープン。架空口座のリストをメモした“黒革の手帖”を武器に、成り上がっていくストーリーです。武井さん版の連ドラでは、経営するクラブに警察が踏み込んだところで終わりました。今回はその後が描かれるそうです」(テレビ誌ライター)

交通費でギャラが吹き飛んだ!?

 武井が所属するオスカープロモーションは米倉涼子をはじめ、岡田結実、忽那汐里など人気タレントの退社が相次いでいる。そのため事務所としても、武井と上戸彩に“看板女優”として頑張ってほしいようだが……。

「出演依頼があった際、武井さんは“子育てに集中したい”という理由で、なかなか首を縦に振らなかったそうです。しかし連ドラより拘束期間の短いスペシャル版ということもあり、どうにか事務所が説得して出演することになりました。8月に石川県内でクランクイン予定です」(前出・テレビ朝日関係者)

 テレビ朝日にスペシャル版の制作について確認したが、

把握している者がいない

 とのことだった。

 彼女が子育てを理由に仕事を断りかけたのは今回が初めてではない。昨年、7か月以上にわたって撮影された映画『るろうに剣心』最終章2部作でも、こんなことがあった。

「ヒロイン役を演じる武井さんは“子育てを優先したいから、出演は厳しい”と拒否。しかし結婚前に続編への出演契約を結んでいて、降板となると多額の違約金が発生するため、事務所はなんとか説得。出演することになったのですが……。京都での撮影の際も“子どもの顔が見たい”と連日のように東京に戻ったため、その交通費などでギャラは吹き飛んでしまったそう」(映画配給会社関係者)

 今回のドラマ出演で、いよいよ本格復帰するのかと思いきや……。

『黒革の手帖』撮影後は、またしばらく仕事をセーブするとか。看板女優の武井さんがほとんど働いてくれないため、事務所も頭を抱えていますよ」(芸能プロ関係者)

 武井に代わる新しいスターを、早急に育てるしかない?