「10月1日に“一般の会社員男性”との年内結婚を発表した石原さとみさん。やはりと言うか、各メディアでの報道合戦が始まりました。特に注目されたお相手Aさんの素性を細かに報じたのが『女性セブン』(10月29日号)。同誌は彼を《東大卒で人格者のスーパーサラリーマン》と称し、なんと“グラビアデビュー”していたこともスッパ抜いたのです。海パン姿で大胆なポーズをとるAさんの肉体美に、石原さんもメロメロなのでしょう」(ワイドショースタッフ)

 誰もが衝撃を受けた石原さとみの電撃婚。世間ではすっかり“さとみロス”も広がっているが、結婚を機に石原が2002年から所属している『ホリプロ』から独立、という報道まで飛び出している。

「『週刊新潮』(10月15日号)では、彼女が5月に会社を設立し、その代表取締役に父親、役員にも母親が名を連ねていることを報じています。いわば個人事務所ですね。記事によると、ホリプロは《ご家族が石原をサポートするために立ち上げた会社》と、独立するための会社ではないと否定しています」(前出・ワイドショースタッフ)

 最近、よく耳にする大物芸能人の独立話。ジャニーズ事務所では今年3月に中居正広が、同じく6月に手越祐也、さらに長瀬智也の来年3月をもっての退社が発表されている。そして米倉涼子や剛力彩芽ら所属女優がごっそり抜けた、オスカープロモーションの大量流出も記憶に新しい。

「他にも2020年に入って、柴咲コウや栗山千明、菊池桃子らが長年所属した事務所を退社しましたね。事務所の方針が変わった、やりたい仕事がある、など理由は様々ですが、“お金”も大きな要因になっていると思います。当然ながら、独立すればギャラからマージンを抜かれずに受け取ることができますからね」(スポーツ紙デスク)

普通のOLと同じくらいの給料

 芸能プロは基本的に、タレントにギャラを支払うシステムとして、サラリーマンのように毎月決まった報酬を受け取る「給料制」と、仕事量に応じて額面が変わる「歩合制」を敷いている。『ホリプロ』は所属前に、どちらかを自分で選択できるようだ。

「若手のタレントさんは、まずは給料制を勧められるそうです。仕事を入れてもらう立場ですし、何より“売れる”かどうかもわかりませんからね。例えば同事務所の小島瑠璃子も給料制で、つい最近までは“普通のOLさんと同じくらい”とイベントで告白していました」(芸能プロ関係者)

 さらに事務所の重鎮である和田アキ子も、デビューからずっと給料制であることを度々口にしている。一方で、歩合制を進んで選ぶタレントもいる。