ツイッターで知り合い、容疑者に誘われる形で心音をきき合ったこともあるという女性D子さんによると、

「天本さんは嫌なことはしない、嫌がったらすぐやめることを徹底していました。きき合い以外の行為はなく、後で楽しむ用に録音もしました」

 録音はスマホの録音機能のほか、聴診器を用いることも。

 そのほか、会社のユーチューブには過去に録音した女性の心音動画も投稿されており(ほとんどは削除ずみ)、中には女子高生らしき少女を失神させたときの動画もある。

胸に聴診器をあてて心音を録音しているところ(会社のユーチューブより)
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フェチが高じて死んでしまう人もいる

 危険はなかったのか。ときにはフェチが高じて死亡事故が起こることも……。

 前出のCさんによると、

「最近、快感を得るために心臓に針を刺して失血死した男性がいます。彼は心臓そのものへの興味が強い方でした」

 男性は“自分は死なない”と言って胸に電流を流したり、長い針を刺したりしていた。

「危険を冒す人はごく一部です。それでも、中には死んでしまう人がいることを知ってほしいです」(Cさん)

 今回の犯行も、一歩間違えれば大事に至った可能性は考えられる。同意がなかったならなおさらだ。

 なぜ容疑者は今回のような事件を起こしたのか。三重県にある実家の母親に尋ねた。

「1か月前に帰省しましたが、特に変わった様子はありませんでした。息子は未婚。会社の運営やフェチだったことなどは逮捕のニュースで知って、驚いています……」

 フェチは人それぞれで尊重されるべきだが、嗜好を満たすための行きすぎた行為は慎むべきだろう。