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ー “ブレブレ映像”に批判殺到

 2月18日、衆院選を受けた特別国会が召集され、高市首相が衆参両院の本会議で第105代首相に選出された。第2次高市内閣が発足し、2026年度予算案の早期成立が待たれる一方、特別国会の前日にNHKが伝えた内容が物議を醸している。

“ブレブレ映像”に批判殺到

 NHKは17日、高市首相が茨城県土浦市の安藤真理子市長らと首相官邸で面会し、特産品のれんこんを使ったきんぴらや天ぷらを試食した様子を報道した。穴の空いた形状から「先が見通せる縁起物」として知られるれんこんについて、「予見可能性を高めるべく、予算の組み方をがらっと変える」とコメントした高市首相だったが……。

「NHKのニュース映像で、高市首相を映したシーンがブレブレになっていることが話題になっています。確認すると、確かにかなり映像が乱れています。内閣広報室が撮影した映像ではそこまで大きなブレは確認できないので、これが不自然だとして批判が集まっています」(全国紙政治部記者、以下同)

 世間からは、「国営放送が聞いて呆れる」「カメラマン泥酔してんのか?」「このカメラマンはスポーツ中継できません」などツッコミが殺到。加えて、民放キー局の“ブレ放送”も掘り起こされている。

「テレビ朝日が衆院選に向けた高市首相の所信表明を伝えた映像でも、複数のカメラで大きなブレが確認されています。今回のNHKの件でこちらも再燃しており、視聴した人たちからは“支持率の前に視聴率下がるで”“これは酔うわ 素人が撮ったんかってぐらいブレブレ”“テレ朝は手ブレ補正のあるカメラや三脚やまともなカメラマンを雇う金もないのかね”など、辛辣な声が寄せられています」

NHKが使用した“ダッチアングル”という撮影技法
NHKが使用した“ダッチアングル”という撮影技法

 なお、NHKの撮影は、これまでにも波紋を呼んできた過去がある。

「2025年10月、夜のニュース番組で高市内閣の発足を報じた際、画面を斜めに傾ける“ダッチアングル”という技法を使用したことで、視聴者に不安や否定的イメージを与えるとして批判を受けたことがあります。NHKは《不安感や否定的イメージを抱かせる意図はない》《さまざまなニュースで使用している手法》と釈明しましたが……。その1週間後、アメリカのトランプ大統領との日米首脳会談が行われたときにも、米国国歌が流れた際、NHKの中継映像が数分間にわたって乱れる事態が。大統領の顔が不鮮明に見えたり、一時的にカラーバーのような画面に切り替わったりして、当時大きな批判を浴びました」

 国民に大事な情報を伝えるニュース映像において、なぜかしばしば発生する“ブレブレ”問題。その原因は単に撮影環境によるものなのか、謎は深まるばかり――。