この関連質問のご回答で、小室家に対する秋篠宮さまの“本音”が飛び出した箇所がほかにもあると皇室ジャーナリストが語る。

「金銭トラブルに対する意見を求められた際、小室さんのことを“人のうちのこと”と突き放した表現を使われたことで、殿下のお気持ちが伝わりました。

 普通、義理の息子になる可能性のある方に対して、そのような表現を使うとは考えられず、せめて“小室家のこと”だと言及されるのではないでしょうか。

 頑なに“小室さん”と名前をおっしゃらないのは、彼のことを認めていないという本心が表れていたと感じます

秋篠宮さま、胸中では小室圭さんは「結婚辞退」すべきとのお考えか

 前出の宮内庁関係者は、語気を強めてこう話す。

殿下は“小室さんはご縁談を白紙に戻すべき”とお考えなのだと思います。

 白紙にした後、アメリカのニューヨーク州で弁護士資格を取得し、就職活動を終えて生活基盤を整えるとともに、金銭トラブルを見える形で解決してから改めて、結婚を申し込むのが筋だろうと。

 眞子さまのお気持ちや、結婚の自由が憲法で保障されていることを考えると、秋篠宮ご夫妻から“白紙にしてください”とは言えません。

 なぜなら皇室の方々は憲法を順守しなければならないお立場だからです。皇室で生まれ育ち、上皇さまや天皇陛下とともに歩まれてきた殿下ですが、眞子さまの父親でありながらも、次代の天皇陛下でもあることでたいへん苦悩されています。紀子さまも殿下と同じお気持ちでしょう。

 ご夫妻としては、小室さんサイドが“お騒がせして申し訳ありません。いったん辞退させていただきたい”という申し出を待たれているのでは。

 ここまでこじれてしまった問題に対する、小室さんの最たる誠意の見せ方は“辞退”という選択しかありません」

 そんなご両親の思いをよそに、眞子さまは小室さんとの結婚に邁進されている。

 会見でも明かされた眞子さまとの話し合いで、秋篠宮さまは“無言の圧力”をかけられたという。

眞子さまは“とにかく早く結婚したい”というお気持ちです。先日出された“お気持ち文書”のような勢いで、結婚への強い思いを殿下に伝えられたのでしょう。

 会見での“結婚容認”発言は、親子の話し合いを踏まえた殿下が、眞子さまのお気持ちを酌みとられた結果です。

 そのため、眞子さまの文書のトーンと、殿下の容認発言は呼応している印象です。

 その詳細を関連質問で聞かれた際、殿下の本心と困惑ぶりが表れてしまったのだと思います」(秋篠宮家関係者)

 結婚を認めると言ってほしい─。愛娘の強いお気持ちを慮った殿下が「結婚を認める」と“言わされた”形になってしまったのだろうと、この関係者は指摘する。

 今回の殿下のご発言により、眞子さまの結婚は誰にも止められなくなった。

1990年1月に『納采の儀』を行われた紀子さま。眞子さまははたして……
1990年1月に『納采の儀』を行われた紀子さま。眞子さまははたして……
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 一般の結納にあたる『納采の儀』は行わず、入籍する可能性が有力なのだが、その場合の手続きや、皇室を離れる際に支払われる一時金はどうなるのだろうか。