続く第2位は、

偏った思考の持ち主だし、間違ったことを言っても訂正しないし、アナウンサーとして失格だと思います」(49歳 女性・主婦)

「とにかくうざい。調子に乗っている」(48歳男性・自営業)

「人の話を聞かず割り込んでくる。自分のスキャンダルもうやむやにしているのも問題」(51歳女性・自営業)

 などの声を集めた宮根誠司。アンケート結果を見てもわかるように、1位と2位の投票数は断トツで、3位以下を大きく引き離す。まさに“嫌われ司会者の東西横綱”で、ほかを寄せつけないあたりは貫禄さえ漂う。

「坂上さんや宮根さんが嫌みな言動をしたところで、視聴者は、相変わらず偉そうとか、言うと思った、と受け入れてしまう。僕が同じことをしたらものすごく叩かれると思うんですよ。嫌われていることを武器にしている感すらあって、それがまた視聴者は気にくわないんでしょうね(笑)」(小原さん)

「柔軟性が失われている」

 票数の差こそ開くが、第3位の小倉智昭に対しても、

上から目線、かつ決めつけのようなコメントが非常に多い」(41歳男性・自営業)

柔軟性が失われている。どうして自分の意見を押し通そうとするのか」(63歳男性・会社員)

 と、こちらも手厳しい意見が並ぶ。小倉がキャスターを務める『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)は、3月いっぱいで終了することが発表された。番組終了の理由のひとつに小倉は「最近(コメントの)切っ先が弱くなって」と弱気なコメントを。同番組で定期的に共演する小原さんは、

「強引に持論を展開しているように見えると思うんですけど、事前にそれぞれがどういう意見を言いたいか話し合ったうえで、ああいった流れになっていることもあります。実は、チームプレーはしっかりできている

 と、上から目線といわれることについての裏側を話し、こう続ける。

「ご一緒するまでは怖い印象があったのですが、お歳暮やお中元が届いたり、収録後に“今日はあまり振れなくてごめんね”と声をかけてくれたり、実は配慮の人。テレビ業界は、視聴者から嫌われる=仕事がなくなるではないということ」(小原さん)

 そして、第4位は同率で4者が並ぶ。中でも意外な存在は、イメージ調査や好感度ランキングの上位常連でもあるマツコ・デラックス。あまり嫌われているイメージのないマツコだが、

「どうしてあんなに偉そうにできるのだろう」(52歳男性・公務員)

「マツコは好きだけど司会には向いてないと思う。司会者にいじられて、毒を吐いているほうがおもしろい」(61歳 女性・主婦)