警察沙汰で即“BAN”

 だが、犯罪などどんな手法を使ってでも再生回数を稼ごうとされたら、たまったもんじゃない。YouTubeサイドによる規則や罰則はないのだろうか。

私が見ている限りでは、警察沙汰になるとチャンネルがBAN(チャンネルの停止・削除)されています。通常は3ストライク制。一定期間内で3回規約に違反するとBANするのですが、警察沙汰となった場合は即座にBANとなる傾向が。利用規約には、“YouTube、ユーザー、もしくは第三者に損害を及ぼす可能性がある”場合には、コンテンツを削除すると明記されており、これが適用されていると思われます」

 また、YouTubeの「広告に適したコンテンツのガイドライン」によれば、『不当に炎上を招く、扇動する、または他者を侮辱するコンテンツは広告掲載に適していない』とし、広告が掲載されなくなるといった対策も取られている。

 YouTuberの本質が問われる中で、今後求められる対策はーー。

迷惑系YouTuberの場合は、もう警察に頼るしかないでしょう。防ごうとしても、一方的に迷惑行為をしてくるわけですから、警察に頼るしかありません。自分たちでなんとかしようとするには、こちらにも危険が降りかかる可能性があり、リスクもあります」

ワタナベマホト(インスタグラムより)
【写真】坊主頭で痩せていた、高校生時代のへずまりゅう

 また、冒頭のワタナベマホトの件については、「防ぐことができたかもしれない」との見解も。

保護者がネットの怖さについて教育し、見守ることで防げた可能性があります。ましてや裸の写真を送ってしまうとどんなことになるのか、それが犯罪に繋がるリスクを知っていれば、要求された時点で親に相談できていたかもしれません。

 YouTubeは多くの子どもたちも見ています。子どもたちは、まだ自己判断能力に欠ける。ネットとの関わり方や、リスクについて教えていくことも、これからの課題だと思います」

 YouTuberは見ている人がいなければ、成立しない。炎上系の動画も面白がって見てしまえば彼らの思うツボだし、場合によっては見ている側が彼らを“調子に乗らせて”しまうこともある。

 見る見ないを判断するのは我々。YouTuberの本質とともに、「見ている我々の本質」も問われはじめているのかもしれない。