【4】王座をめぐり争う王子たち

 ドラマの舞台となる18世紀初期、朝鮮王朝第19代王・粛王には、主人公イ・グム(延ニン君)のほか、長男で身体の弱い王位継承者の世子イ・ユンと心優しい三男のイ・フォン(延齢君)の3人の息子が。ここに、第16代王・仁祖の長男・昭顕世子を曽祖父に持つ、イ・タン(密豊君)が絡んでくる。“本来ならば自分が王位継承者であった”と王への異常なまでの執着をみせるイ・タンの横暴な振る舞いを目にしたイ・グムは、関心がないフリをしていた王宮へ足を踏み入れていくことに――

【5】“正義”で結ばれた友情

 役人の不正を取り締まる司憲府に入るための試験会場でイ・グムと出会う、まっすぐな性格のパク・ムンス。司憲府の一員で、武術や捜査能力に長け潜入捜査中にイ・グムと出会う女性・ヨジ。ムンスとヨジ、イ・グムは“正義への志”によって結ばれていく。さまざまな事件で手を取り合い絆を深めていくイ・グムと仲間たちの友情に胸が熱くなる。

【6】イ・グム(延ニン君)の動きを牽制する人物

韓国時代劇『ヘチ王座への道』(C)SBS
韓国時代劇『ヘチ王座への道』(C)SBS

 朝鮮王朝時代の党派のひとつ、老論派の主導者ミン・ジノンや、対立する派閥の重臣たち。さらに、町のごろつきの頭でミン・ジノンに近づいていくタルムンなど、イ・グムの存在をよく思っていない人物たちが数々の罠を仕掛けていく。その中には、貧しい人々の気持ちがわかり、公平な世界を目指すイ・グムの思いに触れ、協力するようになる人物が!

【7】いったいどうなる? ふたりの関係

 ともに危機を乗り越えるうちにヨジに特別な感情を抱くイ・グム。そのイ・グムの思いにまったく気づかないヨジ。鈍感なヨジに戸惑い、あたふたするイ・グムにキュンとしてしまう人が多いはず。ふたりの関係がどうなっていくのかは、ドラマを見てのお楽しみ♪

韓国時代劇『ヘチ 王座への道』がスタート!! 〈NHK総合にて2月14日夜11時〜/NHK+(プラス)でも配信〉

(C)SBS