陛下が秋篠宮ご夫妻のスタンスを尊重されるということは、秋篠宮さまが求められている、小室さん側が金銭トラブルについて“見える形”で国民に対して説明さえできれば、一応の誠意を見せたということで、ご結婚は既定路線になるだろう。

結婚して皇室を離脱されることで支給される一時金は、元皇族としての品位保持が目的であり、法律で定められたものです。“このような状況で結婚するので、品位保持は必要ない”ということは考えがたく、上限額の1億5250万円か、その9割は必ず支払われるでしょう」(宮内庁関係者)

 すでに眞子さまは、結婚後の生活基盤を固めつつあるという。

「『インターメディアテク』という博物館の特任研究員として勤務中の眞子さまですが、勤務先の契約期間は最長5年で、今年の3月で契約満了するとみられていました。しかし、すでに契約を更新されていたそうで、最長で'24年3月まで勤務できることが判明したのです。

 一方、NY州の弁護士資格を取得するためにアメリカ留学している小室さんは、今年の7月に司法試験を受験する予定です。小室さんの現地での生活費用は、渡米前の勤務先である『奥野総合法律事務所』が支給しています。

 そもそも留学することが決まった段階では、帰国後は古巣に戻って働く予定だと報じられていました。眞子さまと一緒にアメリカに移住するという話もありましたが、日本で“共働き”する可能性が高まっているのです」(同・前)

 順調に“婚前準備”を進めるおふたり。日本で暮らすご予定であれば、上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんのように、24時間体制で管理人が常駐しているセキュリティー対策が万全の高級マンションをお住まいに選ばれる可能性が高い。

 しかし、「日本での新婚生活はハードルが高い」と話すのは、前出の山下さん。

「国民の反感が多少やわらぐことはあっても、大きく変わることはないでしょう。ご結婚をよく思わない人が多くいる日本国内で、安全で静かな生活を送るのは難しいと思います。警察は厳重な警備体制を取らざるを得ず、それがまた批判の対象になりかねません。

 郊外の一戸建てならまだしも、都心のマンションですと、ご近所にも負担をかけるでしょう。静かな生活を脅かされるのは、おふたりだけではありません

 ゴールインできたとしても“多くの人が納得し喜んでくれる状況”は求められ続ける――。