今年は“おばドラ”が流行る?

 3位は、池脇千鶴のプロ女優魂が話題の『その女、ジルバ』(フジテレビ系)。

今年は“おじドラ”から“おばドラ”に?『その女、ジルバ』の池脇千鶴、江口のりこ
今年は“おじドラ”から“おばドラ”に?『その女、ジルバ』の池脇千鶴、江口のりこ
【表で見る】主婦1000人が選んだ「冬の推しドラマ」ランキング

 有馬しのぶさんによる同名コミックが原作。主人公である笛吹新(うすい・あらた/池脇千鶴)はアパレル会社で売り場販売をしていたが、倉庫勤務に異動させられ、沈んだ気分で40歳の誕生日を迎える。ふと見つけた高齢熟女バー『ジャック&ローズ』で働くことになり、人生が好転していく──。

加齢や孤独をリアルに描いてくれる。年をとってもいいんだ、という前向きな気持ちになれた」(44歳)、「初回は池脇さんの老けた顔に圧倒されました。だけど回を増すごとにキレイになっていくし、やはり初回は役作りで老け込んでいたんだなと。ここまでできる女優さんはいない」(59歳)、「バーの草笛光子さんや中田喜子さんが美しくて元気をいただいています」(41歳)、「セリフのひとつひとつが心にしみる。50歳で結婚したので、新やスミレちゃん(江口のりこ)の40代独身の孤独や閉塞感は身にしみるようにわかる」(52歳)

『〜ジルバ』は'16年にスタートした東海テレビ制作の“オトナの土ドラ”枠で、初回放送視聴率の歴代1位(6・3%)を獲得。“おばドラ”ブームが来る!?

 4位は夫婦のリアリティーが話題の『知ってるワイフ』。

 妻の澪(広瀬アリス)に家事や育児を任せきりの銀行員・元春(大倉忠義)は、仕事場でもうだつがあがらず、職場で上司に怒られ帰宅すれば妻にビクビク。そんな中で偶然、過去にワープする方法を手にし、過去へ戻り違う人生の選択をする──。韓国ドラマ原作のタイムリープ作品。

あっさり子ども2人を捨ててしまう元春のサイコパスっぷりにびっくりですが、アリスちゃん演じる澪が健気でかわいい。澪が元春に恋する姿にキュンとしてしまう方が多いのでは」(ドラマウォッチャー)

 主婦の敵のような元春だが、みなさまはどう見ているのか。

夫婦のすれ違いがリアル。元春は女を不幸にするタイプだけど、大倉くんが夫なら許せる(笑)」(36歳)、「アリスちゃんのクルクル変わる表情がかわいい」(43歳)、「関ジャニが歌う主題歌がいい。大倉くんだから元春がクズでも許せるキャラになっている」(38歳)

 大倉くん絶賛の一方で、

「元春は現嫁の沙也佳(瀧本美織)も鬼嫁化させちゃうし、ヒス女製造機だと思う」(46歳)、「澪はこのまま元春ではなく津山(松下洸平)と一緒になったほうが幸せになれる」(40歳)

 主婦のみなさまは頑張る主婦・澪の味方のようだ。