「あの一家はホントにトラブルだらけで、夜逃げするように出ていったとよ」

 福岡県篠栗(ささぐり)町の5歳児餓死事件で、逮捕された赤堀恵美子容疑者(48)の元実家の近所の住人はそう吐き捨てるように話す。

1200万円を碇容疑者から搾り取る

 3月2日に同じく保護責任者遺棄致死で逮捕されたのは、故・翔士郎(しょうじろう)ちゃんの母・碇(いかり)利恵容疑者(39)。

 “ママ友”の赤堀容疑者に“洗脳”されていたが、その実態が次々と明らかになっている。

「事件後、児相に預けられた翔士郎ちゃんの2人の兄を引き取るために裁判費用が必要だと、碇容疑者をだました疑いもあります。

 さらに、赤堀がだまし取っていた生活保護費は(碇容疑者が)パチンコに使ったと警察に言うように指示。証拠隠滅(いんめつ)のためにスマホを捨てるようにも命じていたようです」(地元メディア記者)

 碇容疑者のスマホからは、「食べさせられずごめんね」という翔士郎ちゃんへのメモが見つかったことも報じられている。

 一方、赤堀容疑者はすべての容疑を否認。翔士郎ちゃんの餓死は「母親(碇容疑者)の責任」と供述しているというが……。

 合計で1200万円もの大金を碇容疑者から搾り取ったとも言われている赤堀容疑者だが、実は過去に別の犯罪に手を染めようとしたこともあった──。