木村拓哉工藤静香の長女Cocomiが新たな分野に進出する。

「6月21日に公開されるアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』で声優に初挑戦します。明石家さんまさんがプロデュースする作品で、大竹しのぶさんなどが声優を務めます」(スポーツ紙記者)

 木村家は、“華麗なる”ファミリーでおなじみだ。

「'18年にKoki,さんが、'20年にCocomiさんが芸能界デビュー。Koki,さんは3月に中国の人気オーディション番組に特別ゲストとして出演するなど、海外でも知名度を上げていますよ」(同・スポーツ紙記者)

 娘たちが大躍進を遂げた背景には、静香の地道なプロデュースがあった。

海外のエンターテイメントやファッション業界の動向を常にチェックし、どういうふうに売り出せば効果的なのか考えていますよ。実際、娘さんが新しい仕事をすると、多くのメディアで取り上げられ、話題になっていますからね」(芸能プロ関係者)

『漁港の肉子ちゃん』抜擢のウラに

 スターダムを駆け上がるわが子を見て、木村も大満足かと思いきや、

「木村さんはあまり子育てに口を出しませんが、娘さんがデビューした際、“両親の名前や肩書に頼らず、地道に努力してほしい”と考えていました。しかし、いまの娘さんの仕事は、静香さんが懇意にしているファッション関係者やベテランカメラマンに声をかけて決まっているため、どうしても彼女の影がチラついてしまう。木村さんとしては、わが子の活躍はうれしい反面、“このままで大丈夫なのだろうか”と複雑な思いもあるといいます」(木村の知人)

 もちろん、すべての仕事をお膳立てしているわけではないだろう。だが、Cocomiが『漁港の肉子ちゃん』に抜擢されたのにはこんな舞台裏が。

「さんまさんと静香さんを中心に話が進められたそうです。さんまさんは、木村さんと家族ぐるみの付き合いで、2人の娘さんがデビューした後も、気にかけていて、“いつか一緒に仕事がしたい”と話していました。もともと、今回のアニメは、大竹しのぶさんを起用するなど、さんまさんと懇意の人をキャスティングしています。Cocomiさんが起用されたのも、木村夫妻との親交があったからでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 ただ、妻の凄腕プロデュースに“ちょ、待てよ”と言うのはさすがに難しい。

「娘さんの仕事に関しては、同じ事務所に所属している静香さんが仕切っていますからね。ただ、Cocomiさんは今年で20歳、Koki,さんも18歳と、自分で判断できる年齢になっているので、新しい道を切り開いてほしいと思っているのかもしれませんね」(同・芸能プロ関係者)

 木村の思いが杞憂に終わるといいのだけれど……。