保険や投資で後悔しない魔法のキーワード

 外貨建て生保をはじめ貯蓄型の保険をすすめられたとき後悔しないため、営業マンや窓口の担当者にするべき質問があるという。

「まず“1年目の解約返戻率はいくらですか”と聞く。低いほど手数料が取られているということです。ダメ押しで“会社とあなたの取り分はいくらですか”と聞いてみてもいいですね」(後田さん)

契約前に立ち止まって考え、家族やホットラインへ相談を!
契約前に立ち止まって考え、家族やホットラインへ相談を!
【写真】会社員男性の生涯における生命保険の必要保障額の例

 国民生活センターの神辺さんは、トラブルを防ぐため、ひとりで契約を決めないようにすることをすすめる。

「説明をしっかり聞いて、さらに“家族に相談します”といったんクールダウンする時間を設けてください。家族に相談しづらい場合は、契約前に相談を。電話で消費者ホットライン“188(いやや)番”にかければ、最寄りの消費生活センターにつながり、相談することができます」

 すでに親や自分が外貨建て生命保険に加入してしまい、後悔している場合は、どうしたらいいのだろう。