これまでになかった突撃企画で大人気だった、伝説のバラエティー番組『電波少年』シリーズ。無名状態から、一躍人気者になった出演者も多いもの。彼らに忘れられない、トラウマ級の思い出を語ってもらいました。あの衝撃&爆笑&感動が今、よみがえる!?

いまや文化人の仲間入り状態の芸人・矢部太郎も電波少年からブレイクした

 今年1月より、松村邦洋と松本明子が司会を務める『電波少年W〜あなたのテレビの記憶を集めた〜い!〜』(WOWOWプライム)の放送が突如としてスタートした。

「テレビの記憶を掘り起こす」がコンセプトの同番組には、元猿岩石の森脇和成やカラテカの矢部太郎など『電波少年』(日本テレビ系)出身者がゲスト出演することもあり、番組内で語られる当時のハチャメチャな秘話には今も驚かされる。

 そこで今回は『電波少年』の出演者たちから話を聞き、その衝撃度を振り返りたい!

ガチすぎトラブル、番組存続の危機に

懸賞だけで生きていけるかを検証させられたなすび

 それまでほぼ無名だったタレントを無謀な企画に抜擢するのは同番組の十八番。「電波少年的東大一直線」で大学受験に挑んだ坂本ちゃんは、ロケが始まる前日まで一般視聴者とまったく同じ感覚だったという。

実は私の前に1人、別の芸人さんが同じ企画にチャレンジしていたんですけど、ギブアップして脱落したんです。そんなこととはつゆ知らず、『へ~、東大を目指す企画が始まったんだ』と思って『電波少年』を見ていたら、翌日に私が番組の用意した部屋へ連れて行かれ、大学受験に向けた勉強が始まったんです。毎日ある小テストで合格点を出さないとごはんが食べられないルールなんですけど、正直、カメラの回ってないところで食べさせてくれるのかな? と思っていました。だけど、まったくくれない。『電波少年ってここまでガチなんだ!』とは衝撃でしたね」(坂本ちゃん)

 この番組がガチということを最も身をもって知っているのは松村邦洋だろう。

「今、『世界の果てまでイッテQ! 』(日本テレビ系)でイモトアヤコちゃんがコモドドラゴンと競走しているけど、『電波少年』のほうは観光用ではなくガチの野生のコモドドラゴンと戦いに行きました。コモド島に行って2000メートルあるって言うので『2キロくらい歩くのは大丈夫ですよ』って言ったら、距離じゃなくて標高が2000メートルだからびっくりしました。『近所の散歩の2000メートルと全然違うなあ』と思ってバテ始めると、スタッフさんから『早く行けよ!』と棒で突っつかれて犬以下でしたね(笑)

 演出もメチャクチャで『コモドドラゴンがこう行ったら松村がこっちに行って、コモドドラゴンがこう行って~』って、コモドドラゴンはそのとおりに動きませんから(笑)」(松村)