紀子さまが妊娠されていたころ、ご夫妻での散歩中や食事の際は、いつもお名前の話題になっていましたね。

 最終的に“自然のまま、飾ることのない人生を歩むように”との願いを込められ、『眞子』と名づけられました。

 おふたりは名前の音にもこだわっており、『眞子』は“まさこ”とも読めますが、紀子さまにならって“まこ”と読むことにされたと当時お聞きしました」(同・前)

'91年12月、生後2か月の眞子さまを秋篠宮さまと紀子さまは幸せそうに見つめられて
'91年12月、生後2か月の眞子さまを秋篠宮さまと紀子さまは幸せそうに見つめられて
【写真】ご結婚直後の'90年8月、秋篠宮様と楽しそうにテニスをする紀子さま

 ご自身の名前にちなんで名づけた眞子さまを愛情深く、礼儀正しく育ててこられた。

眞子さまの結婚も素直に幸せを願われていたが……

「まだ眞子さまが小学校高学年のころ、ご一家で私的旅行に行かれたときのことです。

 宿泊先の旅館で食事する際、従業員がご飯をよそおうとしたところ、眞子さまは“私がやります”とご家族分のご飯をよそわれたのです。普段もご家庭で手伝われていたから、自然とそうされたのでしょう。

 その旅行で訪れたお宅でも、眞子さまはお行儀よくずっと正座。おやつにスイカが出されたところ、紀子さまを見て“食べてもいいですか”といった表情を。お母さまが頷かれるのを見て、眞子さまは“いただきます”と言ってからスイカを召し上がられていました」(宮内庁関係者)

 眞子さまは、次女の佳子さまよりも厳しく育ててこられたといわれるが、その分、お母さまからの信頼は厚かった。

 '13年ごろに小室圭さんを紹介された際も、紀子さまはお相手を疑わず、素直に幸せを願われていたという。

 しかし、'17年末に発覚した小室家の金銭トラブルによって婚約は延期に……。

7月末にニューヨーク州の司法試験を控える小室さんと、金銭問題をまだ解決させていない佳代さん
7月末にニューヨーク州の司法試験を控える小室さんと、金銭問題をまだ解決させていない佳代さん

「小室さん親子を宮邸に呼び、金銭問題の経緯などを問うも、“借金ではない”と繰り返すばかり。紀子さまは“借金自体が悪いのではなく、お金を工面してくれた相手に対する誠意が欠けている”ことで、小室さん親子に対する不信感を募らせていたのです。家同士の問題である婚約など、到底考えられないといったご様子でした」(皇嗣職関係者)

 小室家とは縁がなかった─。そうお考えになったのか、小室さんがアメリカ留学に旅立つ直前、紀子さまは“策”に打って出た。

「小室さんの留学先である『フォーダム大学』のHPに掲載された記事に“眞子さまの婚約者”と表記されたところ、宮内庁が大学側に“フィアンセではない”と通達しました。実は、このことを指示したのは紀子さまだったそう。

 妃殿下は当初、おふたりが日米の遠距離恋愛となるため、自然消滅を狙われていたようです。だからこそ、“小室さんはあくまで婚約内定者で、結婚すると決まったわけではない”と主張されたかったのだと思います」(同・前)