塚地の推しメンは……?

 BTSが世界的なアーティストに成長していく様子に、

「新人のときから異彩を放っていましたし、どんどんすごいグループになってるなと思っていました。昨年の『Dynamite』で、K-POPになじみのなかった方たちにも一気に知れわたったと思うんですけど、僕は同じ年にリリースされた作品でいえば『ON』のほうが好きなんです」

 今でこそチケットは入手困難だが、2017年に開催されたBTSの日本ツアーには1人で参加し、関東だけでなく関西へ遠征もしたほど。

タオルとペンライトは必需品。今であれば珍しくないかもしれませんが、当時は男1人で会場にいる僕は目立ちまくってました。太ったおっさんだから余計に(笑)。ライブ中の掛け声もちゃんと覚えていって、一生懸命メンバーの名前を叫んでたんですよ。女の子たちの声に混じっておっさんの声がするもんやから、前の席の子が振り返って“え!? 塚地塚地……”って。僕の周りはちょっとざわざわしてました(笑)

 実際に目の前に現れたメンバーを見て、念願の生ステージパフォーマンスには涙を流したと明かす。

通訳をつけずに、自分たちの力で日本語のMCをしてくれたことも、日本のARMYとちゃんと向き合ってくれている感じがして、すごくうれしかった。そういう彼らの人間性にもグッときました」 

 7人の中でも、つい目で追ってしまうのはジョングク。

「最年少でありながら、センターに立つ責任感を持っているのを感じ取れますし、ビジュアルもダンスも、すべてのバランスがいいんです。僕にカッコいいとか可愛いって言われても……ってとこがあると思いますけど(笑)。もちろん全員を満遍なく見ていますが、誰推しか?と聞かれたら、グクと答えます」