政府のイクメンプロジェクトを推進している厚生労働省関係者は、

「育休は休んでいる間の給与は保障してくれますがキャリアは保障してくれない。

 キャリアも含めての保障が進めば育休をとれる男性がもっと増えると思います」

 と制度の盲点を指摘する。

育休をとった議員たち。小泉進次郎は環境大臣時代に育休を3週間取得。宮崎謙介は自民党議員時代の不倫報道直後に育休を取得したことで批判を浴びた
【写真】つるの剛士、杉浦太陽、市川海老蔵、芸能界のイクメンたち

 '10年から政府が推進する「イクメンプロジェクト」だが10年たってもそこまで普及していないのが実情だ。男性が当たり前のように育休をとれる日は、いつ訪れるのだろうか。

奥様たちのホンネを聞くと……

 イクメンについて、女性たちは実際のところどう思っているの? 主婦のみなさまに経験談を聞くと──。

【反対派】

「児童館などに授乳スペースがあるんですが、カーテンひとつ挟んでるだけなんです。この間授乳していたら男性がオムツ替えスペースだと思ったのかうっかり開けてきてヒヤッとしました。なのでイクメンははっきり言って迷惑!」(20代・専業主婦)

授乳スペースは女性用トイレ内にあったり、「誰でも利用できます」と書いてあってもカーテン1枚で仕切られていることも多く、男女がそろって利用しづらい(写真はイメージです)

「旦那が2か月の育休をとってくれたけど、はっきり言って邪魔でしかなかった。こんなことならいないでくれ、と思った。旦那、育休とってから給与も落ちてるしいいことなかった」(30代・兼業主婦)

「園の行事で必ずパパが来るお家があるんですが、奥さんに問題があるのかなと勘ぐってしまいます。怖い人なのかなとか。娘のことも可愛がってくれるのですが、異性だし警戒してしまう」(30代・専業主婦)

「パパの友達ははっきり言ってつくれない。周囲から変な誤解されたくないし、だからイクメンは家の中だけにしてほしいかな」(30代・専業主婦)

【賛成派】

「もう女だけが育児をする時代じゃない!」(30代・兼業主婦)

「子どもは夫婦2人で育てていくものでしょう、当たり前の制度です」(30代・専業主婦)

「男性がひとりいてくれるだけで防犯の意味でもいいと思います。女性だけでベビーカーを押していると嫌がらせしてくる人とかもいます。でも男性がいると嫌がらせに合わない気がします」(20代・専業主婦)

 いろいろな意見が飛び交った。あなたはどう思いますか?

『男コピーライター、育休をとる。』(WOWOWプライム9日~全6回)●実力派のコピーライター魚返洋介(うがえりようすけ)は多忙を極める中、妻・愛子(瀧内公美)の妊娠を機に、育休の取得を決意。6か月の育休は社内でも未踏の領域だが……。
番組WEBサイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/ikukyu/