7月8日、福原愛と元夫で台湾人の江宏傑氏が離婚したことを発表した。

「ふたりは'16年に結婚し、'17年に長女、'19年に長男が生まれました。しかし、今年2月に福原さんの不倫疑惑と江さんのモラハラ疑惑が報じられ、夫婦関係が破綻していたことが明らかに。4月から江さんが離婚請求をしていて、争点となった親権は、“共同親権”という形で決着がつきました」(スポーツ紙記者)

 日本と台湾を結んだ夫婦の“ラリー”は、途切れた。別々の道を歩き始めたふたりの生活は対照的だ。

「福原さんは、最近都内のマンションでひとり暮らしを始めたことが報じられました。物件価格は約3億円で、延べ床面積は300平方メートルもある超高級マンション。これまで住んでいた都内にある一戸建ては、新婚時に1億円ほどで彼女が購入したものですが、そちらを売却して今回の購入資金に充てたのでしょう」(同・スポーツ紙記者)

離婚したことで部屋に住めなくなって

 一方の江氏はというと、

台湾で2人の子どもを育てていますよ。ただ、7月21日、台湾メディアが、福原さんと共同購入していた高雄の高級マンションから立ち退いていたことを報じたんです。現在は、実家の近くに戻っているといいます」(台湾在住ライター)

 振り返ると、江が福原と一緒になるための苦労は絶えなかった。

'15年に、台湾の16階建てマンション2戸を買いました。2部屋合わせて330平方メートルで約5400万円だといいます。

 中華圏では、経済的に豊かになったここ数十年で、男性側は“有車有房(車と家があること)”と、豪華な結婚式を挙げることが“ステータス”として求められるようになりました。ふたりは結婚当時、収入格差が37倍と言われていましたが、そうした風潮もあり、江さんは彼女のために家を買うことにこだわっていたように見えます」(同・台湾在住ライター)

 立ち退いたことが報じられたマンションは、さまざまな壁を乗り越えて、ようやく手に入れたものだった。

「'19年に約1・5億円(3900万台湾元)で購入しました。台湾南部を中心に展開する大手デベロッパーが手がけたもので、外装・内装ともに豪華。所有権もきれいに半分ずつだったといいます」(同・台湾在住ライター)

 しかし、離婚したことで、“退去勧告”を下されることに。

子どもたちもマンションでの生活に慣れていましたが、やむをえず引っ越すことになったんです。彼の収入だけでは、福原さんが持つ50%の所有権を買い取るのは難しかったのでしょう。最近は、実家の近くに住み、親戚に手伝ってもらいながら、仕事と子育ての両立に苦労していますよ」(芸能プロ関係者)

 そんな元夫に対して、悠々自適に暮らす福原はいま何を思っているのだろうか……