「キムタクは主演映画『マスカレード・ナイト』(9月17日公開)の宣伝もかねて出演していたわけで、番組を盛り上げるためのリップサービスでしょう。実際、彼の発言はすぐにネットニュースになりましたし、宣伝効果はバツグン。

 SMAP解散後、その人気も下降気味だといいますし、勢いある後輩たちの押し上げも感じていることでしょう。そんな焦りからか、ここで盛り返すためにも話題作りが必要になったのでは?」(ワイドショー・ディレクター)

 国民的スターの木村も11月に49歳を迎えるアラフィフだ。アイドルとは言いがたい年齢になり、今後も芸能界で“生き残る”ためには、自身のプライベートの切り売りもやむなし、といったところなのだろうか。

「確かに“良き父親アピール”に映りますが、少々意味合いは違うと思いますよ」とは、老舗芸能プロ幹部。どういうことかーー。

「前作の『マスカレード・ホテル』は、代表作の一つである映画『HERO2』とほぼ同じの興行収入46億円超えの大ヒット作。彼にしては宣伝が多いとは感じましたが、それに関係なく『マスカレード・ナイト』のヒットは間違いはない。本来ならば、わざわざ話す必要のない話題ですよ」

親子トークを必要としているのは

 では、木村はなぜ、今になってCocomiKoki,とのエピソードを解禁したのか。

「そのココちゃんと、光希ちゃんたち、娘のためだと思いますよ。育児に関する質問があることは、木村くんも事前に承知していたのは当然。というよりも、彼の方から“OK”を出したとも考えられます。

 親子エピソードを今必要としているのは彼ではなく、2人の娘だということ。木村くんは父親として当然のサポートをしたのだと思います」(前出・老舗芸能プロ幹部)

 Cocomiは昨年、Koki,は2018年に芸能界への扉を開いた。ともに、いきなり有名ファッション誌の表紙を務めては強烈なインパクトを残し、ぞれぞれがハイブランドのアンバサダーに就任するなど“新人”とは思えない活躍ぶりを見せた。

 しかしながら、広告代理店関係者は「彼女たちの本当の実力とは言えない」と評する。

「もちろん、次々と大きな仕事が舞い込む背景に親の七光、“木村拓哉工藤静香の娘”があるのは間違いない。そして下積みを経験することなく、ワケもわからずに大舞台へ引っ張り出されるものだから浮いてしまう、実力不足感は否めない

 主に娘たちのプロデュースに携わるのは静香さんですが、まるで“習い事”のように、できそうなことを手当たり次第にやらせていますが、どれも中途半端に終わり、迷走しているように映ってしまうのです」

 フルート奏者でもあるCocomiは現在も音大に通う傍ら、1月には『東京フィルハーモニー交響楽団』のニューイヤーコンサートに参加して楽団をバックにソリストを務めた。一方で、明石家さんま企画・プロデュースのアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』で声優デビューしている。