「陛下や秋篠宮さまが、お誕生日に際して行われる記者会見と同様の形式になる可能性が非常に高いです。

 新聞社とテレビ局が所属する宮内記者会が事前にいくつか質問を提出し、それらに対する回答を会見で述べられる、という形です。その後、おふたりのご回答を踏まえ、アドリブで記者から2〜3問の関連質問が投げられる流れになるでしょう。

 もしくは、事前に質問は提出されず、おふたりが婚約延期されてから結婚に至るまでの経緯や思いを一方的に述べられた後、記者からアドリブで質問がいくつか問われる形のどちらかになるかと思います」(皇嗣職関係者)

「一般住宅」に住む多くのデメリット

 おふたりの“シナリオどおり”に進むであろう会見。しかも、この会見で披露される回答内容のほとんどは眞子さまが“執筆”されるという。

「実は、4年前の婚約内定会見でおふたりが述べられた回答のほとんどは、眞子さまがお考えになったそうです。その“原稿”を小室さんは必死に暗記して練習を重ねて本番に臨んだといいます。

 当日、予行練習どおりに会見を終えた小室さんが退出する際、ほっと胸をなで下ろした彼の表情を見た眞子さまが“ちゃんと最後までやり遂げたね”と、にこやかに見つめられていました。

 眞子さまが用意された原稿を小室さんがきちんと話せたことに安心されたのだと思います。今回の会見もおそらく、眞子さまが作られた原稿をおふたりで暗記してから臨まれるのでしょう」(同・前)

 最後のケジメとしての会見を終えて入籍された後、民間人となる眞子さまは秋篠宮邸を出て都内のマンションなどに引っ越される見通し。それは、秋篠宮邸などの皇室のお住まいは、皇族だけが住むことが可能という法律が存在するためである。

 しかし、一時期だけのお住まいとして眞子さまが一般住宅を利用されるにしてはデメリットが多すぎる。

「宮邸は皇室の用に供するための国有財産ですから、法的には皇族以外の人が住むことはできません。ただ、宮内庁がそこまで厳密に運営すると、一般家庭に嫁いだ元皇族が、実家である宮邸に泊ったり、天皇が静養中の御用邸で一緒に過ごしたりすることも許されないということになりかねません。

 眞子内親王殿下の場合、渡米されるまでが1か月程度なら、今のまま宮邸にいらっしゃればいいのではないかと思います。もし、入籍後すぐに宮邸をお出になって、マンションなどにお住まいになるのであれば、法的な理由以外に何かほかの理由もあるのではないでしょうか

 そう話すのは、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。