“人生100年時代”“老後資金2千万円問題”なんて他人事だとうかうかしてはいられない時代になった日本。

 10月30日から公開される映画『老後の資金がありません!』は、現代社会が抱えるこうした問題に、ごくごく普通の主婦が体当たりで立ち向かう─涙あり笑いありのコメディー作品。主人公の主婦を演じているのが天海祐希だ。

「“宝塚史上最高”とまで言われた元男役トップスターです。1995年に女優転身後も『離婚弁護士』『女王の教室』『緊急取調室』をはじめ、存在感のある演技で主演作をヒットさせているのはさすが」(スポーツ紙記者)

 21日に行われた完成披露イベントでは「少しでも、みなさんの役に立つ映画に」と、映画の出来栄えに自信を見せた天海だが、この映画、彼女自身にとっても“役に立つ”のかもしれない。来年には55歳“アラ還”になる天海だが、いまだに独身。おひとり様生活を貫いている。

天海さん、雑誌のインタビューやトーク番組で“結婚しない”と何度も公言しちゃってますからねぇ(苦笑)。なんでも“男性と友人として仲よくするのはいいけれど、そこから私の時間に入ってほしくない”んだそうで……」(前出・スポーツ紙記者)

 もちろん、これまで恋の話がなかったわけではない。Jリーガーや共演俳優との熱愛が報じられたこともあったが、

“もっともゴールインに近づいた男”といえば、吉川晃司さんですね。30代半ばだった天海さんと吉川さんは“結婚目前”とまでいわれていましたけど、結局別れてしまって。それ以来、浮いた噂もほとんどないんじゃないですかね? “ひとりの時間が本当に幸せ”って本人は言ってるそうですから」(当時を知る情報番組スタッフ)

「老後にずっと1人は寂しい」

 だが最近、そんな心境にも変化が表れているという。

“老後、ひとりでずっと暮らしていくのは寂しい気もするの”って、仲のいい人たちにポロッとこぼしているって。コロナで誰にも会えない時間が長かったせいなのかもしれません。去年は毎日のように実家のお母さんに電話をしていたっていいますから。人肌恋しくなってきたのかも」(テレビ局関係者)

天海祐希主演映画『老後の資金がありません!』では、頼りない夫役に松重豊、姑役には草笛光子、義妹は若村麻由美と豪華な顔ぶれが

 東京の下町風情が色濃く残る天海の地元を訪ねた。

「天海さんはどんなに忙しくても、毎年かならず5月のお祭りと正月にはこっちに帰ってくるんだよ。実家にはまだ部屋が残してあるんだって。お父さんはもう10年以上前に亡くなったんだけどお母さんはお元気だよ。天海さんそっくりのスラッとした美人でね。“足腰は使わなきゃ!”って近所のコンビニに毎日、顔を出しているよ」(近所の住民)

 そんな母も“おひとり様”を続ける娘のこれから先を心配しているそうで、

この間も“あの子は色気がないからねぇ……”ってため息ついていましたけどね(苦笑)」(別の住民)

 かつて、あるインタビューで“将来のビジョン”を尋ねられた天海はこう答えていた。

《将来の目標点をあげるならば『豊かな老後』。それは大きな家があって財産があってという外観的なことじゃなくって精神的な問題》

 いつでも帰れる地元があれば老後は大丈夫、か。