過激なパフォーマンスで注目

『嫌いな議員』2位は元俳優の山本太郎。391票を獲得。

「俳優時代はすごく好きでした。でも、政治家となってからは正義感が強いのはわかるけど、的はずれなことばかり言っている」(30歳秋田・製造業)、「知識がないのに政治家をやらないで。感情論に訴えかけるばかりで、見るのも聞くのも不快。重度障がい者を議員にしたのもどうなのか。その人たちが安心して暮らせるようにするのが仕事では?」(33歳東京・無職)

 山本は人気番組だった『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の企画『ダンス甲子園』への出演をキッカケに、芸能界デビュー。映画だけでなくNHK大河ドラマにも出演し、売れっ子に。

 そんな山本の転機は'11年3月の東日本大震災だった。反原発を掲げ、政府の対応を痛烈に批判。芸能事務所を退社し、'12年には衆院選で出馬するも落選。'13年の参院選で初当選を果たす。

「小沢一郎氏と自由党の共同代表を務め、'19年には新政党『れいわ新選組』を立ち上げた。国会投票での牛歩戦術などの過激なパフォーマンスや発言で支持を集めました。'19年の参院選では重度身体障がい者のふたりが当選しましたが、自身は落選。国会でのパフォーマンスもできず、発信力を失っていきました」(全国紙政治部記者)

『好きな議員』では、3位にランクイン。

「いつどんなときも頑張っていて、元気パワーが伝わってくる! 少々ムチャな公約もあるが、これくらい元気ややる気が伝わる政治家もいてほしいです!」(49歳大阪・金融関係)、「はっきりした物言いができ、明確なビジョンを持っている。どの政治家よりも庶民に寄り添った政策発信をしている」(35歳兵庫・サービス業)

 今回は比例区からの出馬を表明。国政へ返り咲けるか!?

なかなか消えない過去の汚点

『好きな議員』2位には、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長。

「森さんから引き継いだ会長を、きちんとやり遂げた。 女性であることを利用しないし、女性ということを主張しない。本当の意味で男女平等なイメージがある」(48歳東京・専業主婦)、「やはりオリンピックの役員をやりきったから。異例ずくめで大変であったと思いますが、橋本さんに代わったときは安心できました。政治家としても橋本さんならいい成果を出してくれる気がします」(48歳東京・広告業)

女子1500メートルで3位になりメダルを手に喜ぶ橋本聖子(1992年アルベールビル五輪)

 今年の東京五輪では森喜朗の会長辞任だけでなく、開会式の作曲担当も辞任。開会式のショーディレクターも解任された。新型コロナウイルスの感染者数も増加の一途をたどる中、なんとか開催にこぎつけ、無事終わらせた橋本の手腕に評価が集まる結果となった。『嫌いな議員』では9位にランクイン。

「高橋大輔選手を応援しているので、今でも虫唾が走る」(42歳京都・自営業)、「セクハラ行為をしていながら、何のお咎めもなしにのうのうとオリンピックの会長をして人前に立っているから」(36歳神奈川・サービス業)

 との声が。これは橋本がソチ五輪の選手団団長を務め、'14年2月に行われた五輪閉会式後のパーティーで、起こしたある事件に起因する。フィギュアスケートの高橋大輔に嫌がったにもかかわらず、何度もキスをしていたことが発覚。セクハラ疑惑が報じられたのだ。

 混迷極めた東京五輪でポイントを上げたが、過去の汚点はなかなか消えない……。