「まさにピンチといった状況です。焼肉屋『牛宮城』をオープンさせる企画が、共同経営する予定だったカリスマYouTuberヒカルさんが開店の直前で撤退したことで頓挫。今はひとりで焼肉屋をオープンさせようと、事業のほうに注力しているため、動画の配信ペースも減らしています」(動画制作会社関係者)

 そんな苦境に立たされているのは、元雨上がり決死隊の宮迫博之。すでに渋谷の一等地に構えている『牛宮城』は月に300万円ほどの家賃がかかっているといわれている。危機感が募るなか、日ごとに酒量が増えてスタッフが心配しているとの報道もあった。

 まさにそれを体現するかのような動画が11月29日にアップされた。宮迫のサブチャンネル『裏迫ですッ!』に上げられたのは《隣の個室で誕生日会がおこなわれていたので、サプライズ凸してみた》とタイトルのつけられたコンテンツだった。

全員ノーマスクで“非常識”

今、ミーティングで飲みに来ているんですけれども、真横の(席の)人たちが誕生日会をやっているので、サプライズで誕生日ソングを歌ってみたいと思います

 居酒屋の個室でカメラの近くに寄りつぶやく宮迫。スタッフと飲みにきていたようで、すでに赤ら顔の状態だ。「どんな反応になるかな、引かれるかなぁ」と心配すると、『開幕からベロベロで引いています』とのテロップが出される。誕生日会を行なっているのは、見ず知らずのグループらしく、「怒られたらお蔵(入り)な」とおどける場面も。

 そして、そっと隣の個室の扉に近づきノックをすると、勢いよくドアを開けて「ハッピバースデートゥーユー」と歌いながら入っていくのであった──。

女性6人グループだったのですが、彼女たちもかなり酔っているようで宮迫さんの登場に絶叫。宮迫さんが本域で歌うさまに“キャー!”、“かっこいい”といった声が飛び交いました。一通り盛り上がると自分の個室席に戻り、“めっちゃ喜んでくれた”とご満悦の様子でしたが、もちろん全員ノーマスクですし、非常識だなと思いましたね。

 そもそも隣の席の人に自分たちが盛り上がっている様子をを聞かれて、突然“お祝いだ”とやって来られること自体、嫌がる人は嫌だと思いますし」(視聴した女性)

 日本では新型コロナウイルスの新規感染者数は減少しているものの、南アフリカで見つかった新たな変異株「オミクロン株」などが世界で猛威をふるっており、30日には国内で初の感染が確認されたばかり。予断を許さない状況が続いているが……。

「以前から芸人界隈では、酒好きでベロベロになるまで酔うことで有名な宮迫さんですが、ここ最近は店で飲むことはあまり多くなかった。久々の外飲みでテンションが上がってしまったのではないでしょうか……。宮迫さんのYouTubeチームは少数精鋭がゆえ、事前に動画を掲載する際に“これはコンプラ的に上げないほうがいいのでは?”とチェックする機能があまり働いていないように思われます。

 ヒカルさんとの焼肉屋の話も、宮迫チーム主導で行われていた肉の仕入れといった食品やメニューの管理などの部分があまりにもガサツなかたちで進められていて、ヒカルさんはそれに激怒し、手を引いたと言われていますから。危機意識の薄さが伺えます」(宮迫を知る放送作家)

 何度も炎上するのには、それなりの理由があるということか。