本の中身を少しだけご紹介!

<健康長寿のヒケツ1>
朝ごはんはしっかり

「生涯現役!」とパワフルな村上さんも、今まで不調を知らなかったわけではない。40年前に大病を患い、10回の顎骨手術を経て、食の大切さを見直したという。

特に朝ごはんは大事です。毎朝習慣づけることで、体調が劇的に改善しました。残りものでも、ワンパターンでもいいんですよ」(村上さん)

【タンパク質食材を毎食100gとります】

卵1個と納豆1パックでおよそ100g。もちろん、肉や魚でとっても。魚をあまり食べない人も増えていると思いますが、さばやあじなどの青背魚は、生活習慣病予防のため、積極的に食べてほしいです

卵1個と納豆1パックでおよそ100gのタンパク質食材を摂取できる 撮影/廣瀬靖士
卵1個と納豆1パックでおよそ100gのタンパク質食材を摂取できる 撮影/廣瀬靖士
【写真】50年の料理研究家としての集大成『遺言レシピ』

 本でも、手間なくできる魚介のレシピを多数掲載。“魚料理は面倒”という苦手意識が変わってくる。

【作り置きを活用してラクしてもいい】

「野菜で作る常備菜は切らしません。仕込むときは多少面倒に思えても、忙しい朝の一品になったり、おかずの味がすぐ決まったりと、結局はラクになるからです

野菜で作る常備菜や自作の調味料は作り置きで切らさない 撮影/廣瀬靖士
野菜で作る常備菜や自作の調味料は作り置きで切らさない 撮影/廣瀬靖士

 例えばきゅうりのピクルスは、常温で2~3か月保存可(レシピは本の中に)。爽やかな酸味が身体を目覚めさせてくれる。