「ジャニフェス」については11月8日に開催することが発表されていた。

「1月1日は光一さんの誕生日ということもあり、キンキは毎年東京ドームでコンサートを行なっていました。しかし、来年元旦の東京ドームでの公演は難しいと言われていた。にもかかわらず、ジャニーズ事務所は『ジャニフェス』開催を先に決めてしまった。これに光一さんは疑問を呈したくなったということですよね」(前同)

 前出のブログで光一は「ずっとドームに変わる何かのフィードバックを期待しておりましたが 無かったので、、、」と説明し、「フェスのステージをバラすのを延長し、KinKiでやらせてもらえないか?と提案いたしました」と綴った。

 また、「やれる事は 大掛かりな事は今からではとても間に合いません」と悔しさをにじませていた。

 翌20日にも光一は滞在先の福岡・博多のホテルでインスタライブを行ない、剛が2017年に発症した突発性難聴のことにも触れ、「自分らのコンサートを作るにあたっても、セットの形から、スピーカーの位置まで慎重に考えてやってるんですね。それが『ジャニーズフェス』では我々の意見だけで物事が動くわけにはいかない」と言及するほどだった。

「来年の元旦、東京ドーム公演はできないと言われていたのに、12月30日に『ジャニフェス』が開催されることが決定。この報告を受けて、光一さんサイドが“どういうことなの?”と疑問を呈してようやくキンキの単独コンサートが決まったと考えるのが自然です。

 この件に端を発し、12月3日発売の『FRIDAY』(講談社)では“ジャニーズ事務所退所説”まで報じられてしまいましたので、光一さんが特に怒っていたと考えられていました。

 しかし、今回のラジオで剛さんが“二転三転四転五転六転七転ぐらいしながらずーっとああだこうだしてたんですけれども”や“急きょ開催させていただくことになりました”と漏らしたこともあり、2人ともが急な開催を巡って苛立っていたことがうかがえるんです。

 逆に、キンキの2人は25周年のスタートとなる1月1日、ファンのために何とかコンサートを開催したいと模索していたとも言えます。2人ともジャニー喜多川氏(享年87)の貫いたファンファーストを実践しているのでしょうね。

 そして、そんな2人だからこそ、25周年のスタートはファンに最高のものを見せたかった、という気持ちがあるのでしょうね」(前出の女性誌ライター)

 ジャニー氏の考えを実践するキンキの2人。複雑な思いを抱えながらも、12月30日から始まる3日連続のステージでは、できる限りのベストを見せてくれるのだろう。