【おもちゃ編】発見!レアなポケモンカード

(お話を聞いたのは梅垣航一朗さん)

★カードゲーム・ビックリマンシール・カードダス類

『ポケットモンスター』や『遊戯王』など一般的に流通していたカードでも高額になるものはある。重要なのは流通量。雑誌などのプレゼント企画で頒布されたものは流通量が少ないことが多いので高くなるという。保管していたファイル1冊のトータル金額が数十万円になったケースもあった。

 だが、中には当然安いカードやシールもあり、買い取りできないモノもあるので要注意。過度な期待はせずに「高く売れるカードが入っていたらラッキー」くらいの気持ちでいてほしい。

リザードンは数あるポケモンの中でも特に人気で、カードの種類も多数ある。上記のカードは1998年に実施されたキャンペーンで貰えるカードの一種のため、希少価値が高い。(写真は買取コレクター提供)
リザードンは数あるポケモンの中でも特に人気で、カードの種類も多数ある。上記のカードは1998年に実施されたキャンペーンで貰えるカードの一種のため、希少価値が高い。(写真は買取コレクター提供)
すべての写真を見る
2018年に東京都美術館で開催された「ムンク展」とポケモンのコラボを記念したプロモカード。期間限定配布だったこともあり、希少価値が高い。(写真は買取コレクター提供)
2018年に東京都美術館で開催された「ムンク展」とポケモンのコラボを記念したプロモカード。期間限定配布だったこともあり、希少価値が高い。(写真は買取コレクター提供)
当時のポケモンカードファンクラブに入会し、さらにポイントを一定数貯めて使用することでようやく手に入れることが出来た。そのため、非常に入手難易度が高く、希少価値の高いカード。(写真は買取コレクター提供)
当時のポケモンカードファンクラブに入会し、さらにポイントを一定数貯めて使用することでようやく手に入れることが出来た。そのため、非常に入手難易度が高く、希少価値の高いカード。(写真は買取コレクター提供)
『ガンボイジャー』は1993年ごろにスタートしたシリーズだが、既にこの頃SDガンダムは展開が縮小傾向にあった事から早期打ち切りとなった。そのため、流通量が少なく、希少価値が自ずと高まった。また、このアイテムはミニブック付きで付属パーツが見切の状態ででる事は滅多にないため、さらに高額になっている。(写真は買取コレクター提供)
『ガンボイジャー』は1993年ごろにスタートしたシリーズだが、既にこの頃SDガンダムは展開が縮小傾向にあった事から早期打ち切りとなった。そのため、流通量が少なく、希少価値が自ずと高まった。また、このアイテムはミニブック付きで付属パーツが見切の状態ででる事は滅多にないため、さらに高額になっている。(写真は買取コレクター提供)
★ガン消し・キン消し

 カプセルトイを中心に展開されていた『ガンダム消しゴム』や『キン肉マン消しゴム』という塩ビフィギュアの略称。1個あたり、数万円になるものもある。

 一般的にはガン消しのほうがやや高い傾向。ポイントはやはり流通量。流行っているときに作られた商品は数が多いのですが、ブームが終わり、生産数が減れば当然流通量も減る。アイテム生産の後期に作られたものは単価も高い。

★ゲーム機

『ファミコン』『スーパーファミコン』などのレトロゲームは世界中で、特に欧米で需要が高いので売れている。

 ソフトに関しては『スーパーマリオ』『ドラゴンクエスト』など人気のソフトは流通量が多いので買取金額は安い。ただし、例えば『マリオカート』でも箱に入っている未使用品ならその価値は通常のものよりも上がる。ほかにも流通量の少ないマニアックなソフトは買い取りの値段も高くなる。

 ゲーム機の中でいちばん高いのは『ネオジオ』だ。もともとの単価が高いこともあるが、当時の流通数も少なかったため貴重だ。

★仮面ライダーやウルトラマン、戦隊モノのおもちゃ類

 昭和の古いものは価値が高く、現代に近づくにつれ定価に近くなる。だが、コレクターが多く、需要が多いので売れるアイテムだ。

★鉄腕アトムなど昭和の作品のおもちゃ類

 いちばん価値が高い。ブリキの人形、鉄腕アトムなど、40年前、50年前のおもちゃの中には百万円単位の値段がつくことがある。おもちゃのほかにも王・長嶋世代の『野球カード』も貴重。実は親の世代の時代のおもちゃのほうが子の世代のものよりも買い取りの金額は高いかも。

★平成世代のおもちゃ類

『ミニ四駆』は今、とても人気がある。自分の子と楽しむ人も増えている。『ベイブレード』も最近まで流行っており、買い取りの金額は高い。