「やせない原因は年齢ではありません。姿勢です」
そう断言するのは姿勢改善の専門家・Minoriさん。1日1分、壁の前に立つだけの「壁立ち」をすすめている。
「たった1分と思うかもしれませんが、姿勢が悪い人ほど、1分はとても長く感じると思います。壁立ちは姿勢の“矯正”なので、短時間でも身体はしっかり反応します。1分やるだけでも呼吸がラクになる、頭が軽くなるなど、『なんか違う』と気づく方は多いですよ」(Minoriさん、以下同)
肩の位置や骨盤の前傾を正して姿勢改善
自身だけでなく、これまで指導してきた多くの受講生も続けるうちに、さらに身体の変化を感じるように。
「私自身、長年ダイエットに悩み続けてきましたが、姿勢を変えたことで初めて体形が変わりました。
受講生さんからも、年代に関係なく、『日常動作で腹筋を使う感覚がつかめてきて、お腹まわりがスッキリしてきた』『胸を張るクセがつき、背中の肉のもたつきがなくなった』といった声を聞きます」
やせにくい人の姿勢にはどんな特徴があるのか。
「大きなポイントは肩、骨盤、頭。特に多いのが猫背です。猫背になると呼吸が浅くなり、代謝が下がってしまう。かなり損をしている状態ですね」
壁立ちで、最も変化を感じやすいのは肩の位置だという。
「意外と肩が壁につかない方が多いんです。そこで初めて、自分の姿勢のクセに気づく。胸が硬いと肩はつかないので、『ここを柔らかくしなきゃ』と自然に意識が向く。それが日常の姿勢改善につながります」
さらに女性に多いのが、骨盤が前に倒れた姿勢。
「骨盤が前傾すると、どうしても下腹が出てしまいます。でも、骨盤を起こしてあげるだけで、まっすぐ立てるようになり、お腹の筋肉も使えるようになる。それだけでお腹が引っ込む方も少なくありません」
ダイエットと聞くと、厳しい食事制限を思い浮かべる人も多いが、無理な食事制限はすすめていないという。
「食べすぎなければ太らない、と思っています。胃もたれするほど食べれば内臓の代謝は下がりますが、きちんと消化できるなら問題ありません。
むしろ、年齢を重ねても食べられることは体力を維持していくうえで強みでしょう。姿勢を変えるだけで、身体は何歳からでも変わります。こんな手軽なことはありません」






















