カビやダニが気になるシーズンが到来! そもそも梅雨時季にカビやダニが増えるのはなぜ? 私たちの身体にどんな影響を及ぼすのだろうか。
カビ・ダニは高温多湿になると急増!
「カビやダニは“高温多湿”になると増えます。特に、気温25度以上、湿度60%を超えると、繁殖が盛んに。そもそもカビとダニは発生のメカニズムが違うため、人間の身体への影響も異なります。カビは真菌アレルギーと呼ばれるカビアレルギーを引き起こしますし、人間の呼吸器に入ると肺炎になる可能性もあります。カビによるアレルギー症状が出るのは5月ごろ。衣替えのときに洋服にカビがついていて、アレルギー症状が悪化することもあるでしょう。
一方、ダニの場合、梅雨で問題になるのは刺す・吸うタイプでかゆみや腫れを引き起こします。布団やカーペットに急増し、寝ている間に被害に遭いやすい。また、“ヒョウヒダニ”といわれるものはカビと同様、アレルギー症状を引き起こしますが、原因はダニそのものではなく、フンや死骸です。梅雨時季から8月にかけて増えて、その後死骸に。そのころに例年、アレルギー性鼻炎が増えてきます。発生だけでなく死骸を減らすためにも、やはり梅雨時季から、対策が必要になります」
そう話すのはカビ・ダニに詳しい大久保公裕先生。家の中で、特に被害が大きい場所はダニが「寝室」「クローゼット」で、カビはその2つに加えて「浴室」の3つと指摘する。
「密閉されていて、湿気がたまりやすいのが、この3か所です。寝室は1回ドアを開けて入ったら、閉め切ることが多いので湿気がたまりやすい。できるだけドアや窓を開けて、風通しをよくし、空気の入れ替えと除湿をすることが大事です。ベッドマットはカバーを外して掃除機でホコリを吸引し、布団のケアも定期的に行いましょう。
浴室の場合、水を浴槽にためっぱなしにせず、1日1回はしっかり抜くこと。防災上、水をためっぱなしにしている家庭も多いでしょうが、この時季は避けましょう。そして浴室内をしっかりと乾燥させます。ユニットバスなど密閉されるほどカビが発生しやすいので、乾燥させたあとはドアを開けておいたほうがよいですね」(大久保先生、以下同)
服を選ぶときに毎回開けるクローゼットも安心はできない。
「除湿器や除湿剤を置くのが有効です。洋服をあまり詰め込みすぎると、カビが生えやすくなるので、少なめにして風通しをよくしましょう。収納ケースにしまったら、必ず防虫剤や除湿剤を入れておきましょう」






















