ハプニングで再生回数が増える

 そして場面は切り替わって病院から帰宅後、喉の痛みもすっかり落ち着いたのか。非常時には「救急安心センター事業」に相談することや、《「緊急だと思ったら、ためらわずに119番通報を」って書いてある》と、救急車を呼ぶことをためらわないように視聴者に呼び掛けたのだった。

 前出のライターは「万が一のこともあり、彼が救急車を呼んだことに間違いはない」としながらも、

「その医療従事者から注意を受けたことも同情はします。ただ、救急搬送時にカメラを回すことはやはり非常識ですし、それこそ院内でも動画を撮って迷惑をかけていたのでは、とも思わせかねません。もしも医療従事者から“迷惑系ユーチューバーがいたずらに救急車を呼んだ”と勘違いされたのならば、これは言われても仕方がない。

 彼らユーチューバーにとって日々のネタ探しは欠かせないと聞きますし、ハプニングが起きれば再生回数を増やすチャンスとばかりについカメラを回したくなる気持ちもわからないではない。でも、今回ばかりは撮影は自粛すべきだったのかも」

 炎上しかねない状況になった矢先、当該動画2本を削除したフィッシャーズ。多くのファンを抱える人気グループではあるが、YouTubeでは一歩間違えれば彼らも“迷惑系”になりかねないということか。