「渡部を含め、2020年にスキャンダルを報じられた芸能人たちが芸能活動を徐々に再開させたり、継続できたりしているのに対し、2019年6月に『フライデー』(講談社)で“闇営業”を報じられた宮迫博之は、所属していた吉本興業から即・契約解除され、20年1月からYouTuberに転身。

 当初、宮迫はMCを務めていた『アメトーーク!』(テレビ朝日系)への復帰を目標に掲げていましたが、昨年の『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』をもって相方・蛍原徹とのコンビも解散へ。この『アメトーーク特別編』も地上波放送ではなく、吉本興業のYouTube公式チャンネルと『ABEMA』で配信という対応を取られました」(前出・スポーツ紙記者)

宮迫からの“呼びかけ”にスルー

 結局、YouTubeで戦うしかなくなっている宮迫だが、それも最近は雲行きが怪しい。昨年は人気YouTuber・ヒカルと「牛宮城」開業プロジェクトを始動させたものの、同11月にヒカルが撤退を発表。

 その後、宮迫は今年3月1日のオープンを目指して奮闘しているが、今月5日にはラーメン好きのYouTuber・SUSURUや、人気ラーメン店とのコラボレーション動画を公開。しかし、この日に渡部の復帰が発表されたため、業界内外からの注目は宮迫よりも渡部のほうに集まってしまった。

「ちなみに、宮迫は20年に渡部が謝罪会見を開いた翌日、『【緊急】アンジャッシュ渡部の記者会見は… 0点です』という動画を公開していました。その中で宮迫は、渡部のしたことは『アカン』としつつ、『それだけで、その努力とか才能とかをナシにするのは絶対アカン』と訴え、『だから僕は渡部と関わっていく。叩かれるかもしれないけど絶対関わっていく』と宣言していたほか、『渡部、コラボしよう』と呼びかける場面もあったんです」(テレビ局関係者)

2月5日に配信された『ラーメンコロシアム』の司会を務めた宮迫博之(画像は宮迫のYouTubeチャンネルより)
2月5日に配信された『ラーメンコロシアム』の司会を務めた宮迫博之(画像は宮迫のYouTubeチャンネルより)
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 結局、渡部が活動自粛に徹していたこともあり、宮迫とのYouTubeコラボは実現していないが……。

「当時から、渡部側に“宮迫とコラボするメリット”があるとは思えず、むしろいい迷惑だったとも言えます。宮迫からの呼びかけは渡部に届いていたのかもしれませんが、スルーしたのは賢明な判断です。ようやく再スタートの時を迎え、この先どうなっていくかはわからないにしろ、今の宮迫と関わらない方が無難でしょうね。渡部には、佐々木や児嶋に支えてもらいながら、地道に頑張ってほしいものです」(同・前)

 宮迫は、渡部が地上波復帰を果たす『白黒アンジャッシュ』を見て、何を思うのだろうか。