6月23日、中日ドラゴンズ応援団が公式サイトやインスタグラムで“声明”を発表した。ネット上で論争が起きている、6月21日の読売ジャイアンツとの試合中に起きた「コール」について言及したものだ。
この日、5−3の逆転勝利で巨人を退けた中日。勝利に沸いた中日ファンが陣取る東京ドームのレフトスタンドだが、負けないくらいの大歓声が上がったのが8回表、ノーアウト一塁の場面で巨人・二塁手の浦田俊輔選手(23)がエラーを喫した時だった。
これが浦田にとってプロ初のエラー。自身のミスで走者一三塁とすると、大勢投手(26)が中日打線に捕まってまさかの4失点で、中日の逆転を許したのだった。このきっかけを作るエラーがあった直後、
「浦田! 浦田!! いいぞ! いいぞ! 浦田!!」
レフトスタンドから聞こえたのは、チャンス時のラッパに乗せた浦田へのコール。当然、相手チームの選手を応援する意味合いはなく、揶揄する、扇動するのを目的としたのは明らか。するとXでは、
《今日の試合は中日応援団の「いいぞいいぞ浦田」コールが胸糞悪すぎて》
《浦田がエラーして中日の正式な応援団がいいぞいいぞ浦田コールしてた。こんな下品なチームに負けたくない。頑張れ浦田》
《普通に周りの巨人ファンの方々は私含めてレフトスタンドの中日ファンと応援団へ嫌悪感を抱いてました》
現地で観戦、または中継を視聴していた巨人ファンだろうか、「浦田コール」をしたレフトスタンドの「中日応援団」を問題視する投稿が相次いだ。一方の中日ファンも《応援団主導ではない》と、応援団が正式に促したコールではなく、一部ファンによる“暴走”と反論。ネット上で「応援団だ、応援団ではない」との水掛け論に発展。
すると23日、双方ファンによる“場外乱闘”の事態を重く見たのか、中日ドラゴンズ応援団が公式サイトやSNSで声明を発表したというわけだ。【応援についてのお願い】と題された文面によると、
当団体としても本意ではない
【当団体が作成し実施するすべての応援は、ドラゴンズの選手を鼓舞し、称え、勝利へ導くためのものです。
昨今、出塁・進塁テーマを始めとして、非公式の歌詞や合いの手で相手チームや選手を揶揄する場面が見受けられますが、そのような行為は当団体としても本意ではございませんので、一切お控えください。】
あくまでも応援団は自軍選手を応援するための団体であり、相手チームや選手を貶める行為を控えるようファンに促した。声明では名前こそ挙げられていないが、巨人戦で起きた浦田コールを指しているのは間違いないところで、つまり応援団とコールは無関係としているのだろう。
今回は一部の中日ファンによって起こされた騒動だが、他球団ファンの間でも時に問題視される、聞くに耐えないような応援やコールも見受けられる。
応援に熱が入るのは仕方がないところだが、あくまでも自チームや選手を応援するファンであってほしい。





















