出演シーンを大幅カット

榊氏は監督のほかに俳優としても活動しているのですが、2022年度後期の朝ドラ『舞いあがれ!』に出演予定だったんです。まだ撮影が始まっていない段階なので降板していただくことになりました。長崎の五島列島が舞台の作品で、同県出身の榊氏にはキャストとして出演するだけなく、方言指導も担当することが決まっていたので現場は対応に追われました

『正直不動産』についてはどのような処置をとるのか。

すでに撮影がかなり進んでしまっていて、木下さんを降板させようにも、再撮することがスケジュール的にできない。主演の山下智久さんも時間がとることができないと聞きます。なので、編集で木下さんの出演時間を大幅に減らし、“必要最低限”のシーンしか映さないという方向で進めています。初回放送にむけてスタッフは対応に追われていますね」(前出・NHK関係者)

 NHKに木下の出演シーンが減ることについて問い合わせたところ、《個別番組の制作過程などについては、お答えしておりません》のみの返答だった。

 現場を混乱させた今も木下、そして所属事務所は沈黙を貫いているが、

記事が出ると決まってから、木下さんは旧知の俳優やスタッフたちにメールなどで個人的に“ご迷惑おかけして申し訳ありません”といった旨のメッセージを送っていると聞きます。世間に向けて謝罪のコメント等を出すかどうかを含め、今後どう動くべきかまだ決めかねているそうですよ」(芸能プロ関係者)

 被害にあった女性たちは木下に誠実な対応を求めているに違いない。